工事中日記 第5週〜第8週【1995.12〜1996.1】

 
 

第5週「空白編」


1995年12月13日(水)「さっぱり進まず。」

 ここんとこ「進まず」シリーズが続いております。しっかしこのページも試験公開開始1ヵ月を迎えようとしておりますが、大体どこのページも最初の一カ月ぐらいは情熱的に構築が進んでいるのではないか。最初の1ヵ月がこんな調子では先が思いやられる。エレキング倶楽部に明日はあるのか。
 年賀状の方が進んでいるかといえば、全然であるし、仕事上のゴタゴタが収まるまでは落ち着いて新しい局面を迎えることができぬ。で、進まぬ進まぬとばかり記していてもなんの発展性もないので、しばらくは工事中日記の名を借りたまま、将来の予行演習とでもゆうべき「身の回り日記」として、進めることにしよう。そうやってこの膠着状態をごまかすとしよう。ふふ。

1995年12月14日(木)「しばらく身辺雑記」

 わーい、今日からしばらくは身辺雑記で良いので気が楽だ。といえども、フツーの生活をしているので、そうそうはネタがない。
 Worldwide Kumiko Station!の久美子さんからお便りを頂く。えっと、まだリンクに加えてなかったっけ。女優をめざしているという美人のお嬢さんです。みんなで応援しよう。あと、名大SF研OGの高柳さんよりもメールを頂く。大森望氏のページより飛んでこようとしたけど、リンクがまちがっていたとの旨。そーいえば、そーなんだよなあ。でも、訂正をもとめるのもなんだかおこがましい状態だし。探してきてくれる人は高柳さんのように探してくれるわけだしなあ。
 今日は「What's IN」などを買ってくる。これ僕のような雑食性音楽愛好家にとっては超便利な雑誌なんだけどな。ヒット路線から洋楽までの情報量の多さと価格を比較するととってもおトク。もうかれこれ七、八年買ってるけどね。あんまし音楽聴いてなかった時もこの雑誌で情報だけは繋ぎました。
 今日はこんなとこ。

1995年12月15日(金)「大森氏のリンク直る」

 昨日、大森サンのページのリンクのことを書いていたら、今日行ってみるとリンクのページの改訂がなされていた。NEWのコーナーのとこからはずれて、分類されたところに残して頂いていたのだけど、リンクが直っていた。ここを読んで直していただいたわけではないとは思いますが、どーもありがとうございました。

1995年12月16日(土)「年賀状にとりかかる」

 やっと重い腰を上げ、年賀状作成に取りかかる。パソコンで作るのは今年が初めて。なんか凝ろうとするといくらでも凝れるような気がするが、さらっと流すことにする。ありもののイラスト等を流用し、裏面を数パターン作成。プリンターはNECのPC-PR101/J180である。95にしてからなんかおかしいんだけど。パソコンの電源は切ってあるのに、突然動き出したりして不気味だ。ま、ドライバを95対応のものに変えてないんだけどね。
 今年はわけあって、いつもより多めに出さなければならないので大変。あて先住所もまだ整理しきれてない。
 というわけで、しばらくホームページの方の更新は滞るかもしんないけどよろしく。見捨てないでね。

1995年12月17日(日)「日曜日はけだるい」

 4時半頃まで、ウダウダやっていて、起きたのが12時だ。日曜日にこんなゆっくり寝たのは久々だ。買い物行ったりするぐらいで、ボーとして過ごす。やっぱ日曜日はこのボーとした感じが良いよね。日曜日の空気は明らかに平日のそれとは違うというのはなんなんでしょうね。同じところへ行っても日曜日と平日では全然雰囲気が違ったりする。単に気持ちの持ちようが違うってだけなんだろうか。太陽の射し方ひとつとっても違う。夕方頃になるとその気分は絶頂に達する。5時頃につけたFMからユーミンの声が流れてきたり、サザエさんのテーマ音楽がTVから流れ出してくると、ああ休みは終わりだって感じになるんだよね。
 近所にあるSound BayってゆーCD屋が昨日からセールをやっている。今年流行った洋楽30タイトルが税込みで1300円だ。タワーのセールより安い? 今年は結構洋楽を買ったんだけども、買い逃しておったものを買うことにしよう。とりあえず、昨日はSimply RedのLIFEを買う。ついでにレンタルで奥田民生の「30」とユーミンの新譜を借りておく。ここは、新譜でも1週間レンタル出来るので、貸し出し中の山。たまたま残ってたりすると、さして借りたいと思ってたやつじゃなくても借りなきゃ損という気持ちになるので、人間の気持ちというやつは恐ろしい。
 このSound Bayについては、ホームページがあるんだけど、1Fは輸入CD・国内CDのセルとゲームソフト、2FはVIDEOとCDのレンタル。3Fにはインターネット・コーナーがある。何を隠そう、僕はここで初めてインターネットを体験したのだ。あれは8月の頭だったと思うけど、ぶらっとCDを見に行くとなにやら「インターネット無料体験コーナー」の文字が。まだそのころはインターネットカフェとやらもまだそんなにあちこちに出来ていない頃。やってみたいとは思っていたもののどんなものかまだ実際に見たことはなかったので、恐る恐る3Fへの階段を登る。これがまた裏口みたいなとこから登るわけで、結構勇気がいる。登ってみると対応してくれた人も「なんか入ってきづらいでしょ」なんていってる有り様。でも、ここでNet Scapeに触れ、お話したのがインターネットを始めるきっかけとなった。1週間のうちにはASAHI-NETのIDを取得したからね。
 最近上がって行ってないけど、都心以外で体験しようと思ったら行ってみると良いよ。ソフトや書籍なんかも少し置いてあるし。でも、まあ最近は自分でダイアルアップユーザーになった方が早い時代になっちゃったけどね。ここ半年とゆーか、3〜4ヵ月程度でエライこと普及したものねえ。インターネットを巡る状況は加速がつくばかりで、まだまだ目が離せないよね。そーした所も新し物好きの僕のような人間には、こたえられない所なんだけどね。

第6週「平々凡々編」


1995年12月21日(木)「年賀状区切りつく」

 えー、しばらくサボってしまいました。年賀状の方は大体区切りがついたので、そろそろこちらに復帰しようかと思っとります。しっかし、すっかり生来のサボりぐせが戻ってきてしまったので、毎日更新できるか不安。ま、別に毎日更新する必要はないってことは判ってるんだけどね。でも、ある程度の緊張感がないとこーゆーのって持続しないでしょ。
 というわけで、3日ほど空白期間が出来ちゃったけど、このままにしておく。この間は別にたいしたこともなかったしね。年賀状は出来たけども、これから年末に向かってバタバタすることは間違いないので、どーなることやら。

1995年12月22日(金)「ケーブルテレビのことなど」

 東急のCATVがケーブルを使ったインターネット・サービスを来年から始めるというが、月々1800円でダイアルアップ以上の速度が得られるなんてスゴイよね。名古屋だとCATSということになるんだろうけど、始めてくれるかな。でも、そもそもまだCATS自体に加入してないんだけどね。賃貸マンションの場合、大家さんの関係で加入できるかできないかになってしまうので不便。こっちが金払って済むだけの問題じゃないみたいね。ケーブルテレビというかCSチャンネルの番組自体も見たいんだけどなあ。MTVとかスペースシャワーとか。でも、これ導入したら、ただでさえ最近地上波見なくなってるのに、ますます見なくなるなあ。
 テレビといえば、来月から「古畑任三郎」の新シリーズが始まるので、とっても楽しみ。第1回はいきなり明石家さんまだ。前シリーズにははまりました。来月からは水曜は「任三郎」→「ボキャブラ」の流れとなるなあ。「ボキャブラ」を馬鹿にしてる人も多いようだが、楽しみなのは「ヒットパレード」のコーナーだ。爆笑問題を毎週見れるというのはおいしい。ロンドンブーツ1号・2号の面白さもここで初めて解ったし。

1995年12月23日(土)「久々!きょうのうた更新」

 「きょうのうた」も全然更新してないけど、今日はするので見てね。
 年末だし、そろそろ年間ベストを作成したい。今年はよくチャートを聴いたので多分選べるだろうと思う。洋楽は後半期からなのでちょっとパス。邦楽のみでベストを作成次第、コーナーを作りますっ。きっぱり。最近ミーハーな感性が戻ってきたので、どーゆー順位になるかは予想がつくなあ。数年前の洋楽マイベストなんて、ZAPPAが並んでるだけだったからなあ。遠い目。

1995年12月24日(日)「ホワイトクリスマス」

 おいおい雪だよ、雪。9時ごろ外出たら、最初みぞれみたいのがパラパラだったのに、すっげー降ってきた。でも、すぐ小止みになったので、そんなに積もらないだろーけどね。名古屋はホワイトクリスマスであった。
 ショック! 文芸ページほら貝にハーネスの「リタネルの輪」の翻訳があるというのを大森望ページで知り、確認にも行ってただけでそのままにしておいたんだけど、今日取りにいったら版権問題で削除されてしまっていた。とほほ。ま、予想された出来事だったんだけど、惜しいよなあ。クレームつけるぐらいだったら、早くちゃんと出版せよってんだい。

1995年12月25日(月)「パルコに行く」

 帰りパルコに寄る。クリスマスのパルコはすっげー人出かなとか思ったけど、まあまあいつもと変わらずぐらいかな。ただカップルの姿は多かったね、一応。タワーを眺める。ワンダーミンツとやらを買おうかと思ったのだけど見つからず。品切れかなあ。ま、渡辺睦夫先生が持ってらっしゃるかも知れないし。でも、ワンダーミンツごときではまだまだメジャーなのだろうか。スクイーズを買おうかベン・フォールド・ファイブを買おうかで迷ったがベン・フォールド・ファイブにしとく。感想は「きょうのうた」で。
 ブックセンターもちらと眺める。笠井潔の分厚い全集が出てる。「ヴァンパイアー戦争1」だって。これ、ノベルスで1巻だけ読んだんだよなあ。面白かった記憶はあるんだけど、あと読んでないぞ。SFマガジンの2月号も相変わらず高いなあ。ま、買うけど今日はパス。
 おお、そうだ。クリスマスも今日で終わりなので、クリスマスバージョンも衣更えせねば。なーんも用意しとらんかった。

1995年12月26日(火)「とても眠たいので寝るの巻」

 というわけでおやすみ。

第7週「年末年始編」


1995年12月27日(水)「パルコに行く」

 つつがなく年末の日々を過ごしておる。会社はけっこー暇で、こんなのは入社以来初めてだ。だいじょーぶか。
 昨日はロクに本屋にも寄れなかったので、今日は大量に買い込む。「SFマガジン」「INTERNET MAGAZINE」「日経WIN PC」「ASCII DOS/V ISSUE」「週刊文春」「SHIFT」。雑誌ばっかじゃねーかよお。本自体は通勤の片道10分往復20分でしか読めない。だから文庫本に限られるし、ちっとも進まない。今は「ヴァート」を読んでいるが、やっとクライマックスだ。盛り上がってきたぞ。
 ちっとも忙しくない年末なのに、時間が足りないぞ。TVの特番見たり、雑誌読んだりサーフィンふらふらしてる間にもう夜半過ぎ。TVブロスに「時間破産」なんて言葉が載っていたが、まさにその通りだよね。最近はゲームから遠ざかっているからまだましかも。たまには、昨日のようにかーっと寝たいしね。しかも明日から忘年会的な集まりが続くし。工事再開はいつの日か。

1995年12月28日(木)「忘年会その1」

 というわけで、会社関連の忘年会。会社関連といっても、気のあった奴等と集まって飲むってだけの話だが。押し詰まっての本年一発目の忘年会だ。なんか、年々忘年会の数が減っていくよーな気がする、いいんだけども。この年になって、やっぱ自分には酒は向かないんじゃないかって気もしてきたし。もともとそんなには強くないんだけども、左程弱いってわけでもない。でも、自宅で飲むなんてことはまずないし、飲みたくてたまらないと思ったこともない。少なくとも酒が人生の楽しみってわけではないよーだ。てゆーか、酔ってコントロールが利きにくくなる状態が好きくないのだ。酔っ払って寝ちゃうとかゆーのが、すごくもったいないよーな気がするのである。酒飲みの方に言わせれば、そこがいーんだ! などということになるんだろーけども。
 だから、酒はうまいまずいだけが評価の元となる。(ビールは別ね。喉乾きの性分なので、水系統が必須の人だから。)で、一番好きなのが日本酒ということになる。辛口系統ね。
 今日の場所はその辛口系統の酒がたっぷり楽しめる壇渓通りにあるその名も「壇渓」。人生の後輩(!)である小林少年御用達の店であるが、ここは料理もメチャウマ。今日食ったキムチ鍋は、赤味噌仕立てのスジ肉も入りの名古屋風。濃いけども絶品。コロッケひとつとってもうまいんだから、参ってしまう。穴場的場所ですな。

1995年12月29日(金)「今年もそろそろ」

 ひゃっほー。萩原健太氏にmailを出したら返事が来た! おとつい「リンクでポン」に追加しといたけども、ホームページの簡単な感想とリンクさせてもらう旨を送っただけなのに。やっぱいい人だなあ。
 ぶらぶらサーフィンしていたら、NTTの初のwwwドラマ「Drama Junction」なるページがあった。行ってみると、写真と文とところどころQTムービーで構成されている。きついものがあるけどね。主演はなんと、女優をめざすkumiko stationの北条久美子さんではないか。久美子ファンになった人はレッツラゴー。
 今日は半日大掃除で会社は終わり。9連休となる。年内はあちこち忙しいので更新はままならぬかも知れぬ。とゆうことで、とりあえず良いお年を。

1995年12月30日(土)「もちつきとアンビ忘年会」

 年末シリーズ第一弾はいきなり、もちつきである。年末ライフの鑑とゆーかそういった生活を過ごしてしまっておるのである。ちゃんと杵と臼とでつくあのもちつきである。春日井の親戚のところでおごそかに執り行われた。今回が初参加。4臼ぐらいついたと思うが、もー大変。手にまめはできるは腰は痛くなるはでヘトヘト状態。出来たてのもちも10つばかり食い、腹もはちきれんばかり。おまけに今日は寒かった。雪こそ降らねどこの冬一番の寒さではないか。ま、でも面白かったけどね。
 今日はアンビの新年会なので、ついでに春日井の渡辺英樹宅へ。もちつき現場から近いので、忘年会場まで運んでもらおうという魂胆である。部屋にお邪魔すると、本棚が結構すっきりしている。マンガを中心に大分整理したらしい。買ったばかりの元々社の美古本のほぼ揃いを見せてもらったり、導入したばかりのWIN95の設定のお手伝いをしているうちに時間になる。宅を出ようとすると早川書房から郵便物が。2月分のSFマガジンのレビュー用の本が送られてきている。中を覗くと電撃文庫上下2冊と角川ホラー文庫が入っている。電撃文庫の方は「獣人探偵局」とかいうので、なんとかスワンとかいう人が書いたもので謎だ。解説をみると「作者については不明だが、T.バーネット・スワンとは無関係らしい」とある。そりゃそーだろ。ホラー文庫の方は「エイリアン」スティーブ・ペリー著である。こっちも謎だ。「米のロックグループ・ジャーニーとは無関係」と訳者あとがきに書いてあったかどーかは不明。まー、レビュアーもマキャフリーばかり読まされたり、なんだかんだと大変である。
 で、いつもの名駅メディア1。参加者は僕、英樹氏のほか、睦夫氏、大矢さん、山田氏、都筑氏で総勢6人。都筑氏は久しぶりである。なかなかつかまらないので、集合1時間半前に実家に連絡、岡崎から呼びつけることに成功。会場はうどんすきの美々卯とか考えていたのだが、メルサグルメ館に到着するうちに何故か「しゃぶしゃぶ」ということになり「柿安」へ。6500円+席料+ビール代で、ひえええであるが、昔ではないので皆平然と金を払う。個室の座敷で仲居さんがつきっきりで鍋の番からとりわけまでしてくれるのでバカ話に専念する。
 睦夫氏は東京CD漁りから直行。今回もまた添野さん宅にお邪魔したようで、添野さんすいませんねどうもいつもいつも。大森望氏がシャ乱Qのつんくに似ているという話は東京でも盛り上がっているらしく、ほっと胸をなで下ろす。わしだけが思っていたことじゃないのね。全然似とらんじゃないかという意見もありましょうが、大森望氏を見てつんくを思い浮かべるのでは駄目で、つんくを見て大森氏を思い浮かべなければならない。だから、大森氏よりもつんくの方を先に知った人には、永遠に結びつかないかもしんない。
 大矢さんは東京の仕事を辞めてこちらに戻ってくるそうで、楽しみなことである。さすがにバタバタしていたのか、ホームページの更新は12月17日から止まったままだ。
 ひととおり盛り上がった後、「柿安」を出て、都ホテルの喫茶店へ場所換え。10時頃までさらにしゃべくる。地下鉄で帰ってくるが、駅を出てついふらふらと「吉野家」の看板に誘われてしまう。「柿安」のしゃぶしゃぶより牛丼のほうがうまいというのは、味覚に重大な欠陥があるのであろうか。

1995年12月31日(日)「大晦日でGo!」

 大晦日ではあるが、今年はホテルで過ごそうという計画である。初の試みではあるが、まあ、世間では結構一般的なよーね。知多半島は内海の「ホテルレーシア」という所に、親戚がより集まって泊まろうということになっている。
 行く道中「zip hot 100」を聴いてゆく。「Free As A Bird」は1位から落っこちる予想はしていたが、いきなりの8位。ひょっとするとと思っているとBen Folds Fiveの「Jackson Canary」がトップ。なんか名古屋受けしそうという感じはしてたんだけども。念のため、よそのチャートを確認するが1位までは取っていない。ヴァレンシアの「ガイア」とかも名古屋で受けてたもんな。いや全然違いますが、なんか解るような気がする。名古屋でヒットする曲調ってのは必ずあると思う。
 ホテルでの話はどーということはないので、これにて。本年中は未熟なホームページにお越し頂き、ありがとうございました。来年もよろしく。

1996年1月1日(月)「謹賀新年っす」

 まずは、あけましておめでとうございます。
 「名古屋エレキング倶楽部」もテスト公開を始めて1ヵ月半あまりが経過しました。本公開の目途はまったくつきませんが、地道にやっていきますので、本年もどうぞよろしく。
 今日は、ホテルを出て、南知多ビーチランドでイルカショーなどを見た後、昼過ぎには帰宅する。子供が熱を出したので、以下寝正月に突入する。

1996年1月2日(火)「寝正月」

 引き続き、寝正月である。昼間はポカポカと暖かい陽気で、昼寝にもってこいである。サウンドベイへ行って、L←→R、岡村靖幸、プリプリなどの新譜を借りてくる。岡村は実は初めて。いやスゴイっすなあ。こりゃちゃんと旧譜も聴かねば。って今ごろすいません。プリプリは「Fly Baby Fly」以外は駄目。L←→Rはいいんだけど、傑作には今一歩。

第8週「体調不調編」


1996年1月3日(水)「ポコニャンと正月」

 近くのユニーへ買い物に行くと、「ポコニャン・ショー」があるという。子供連れだったので、早速鑑賞することにする。いやあ、いいすなあ。スーパーのぬいぐるみショーってやつは。趣きがあるよね。特に盆とか正月のぬいぐるみショーは、風物詩の風格さえ漂う。司会のおねえさんがミニスカで寒そうにしている様子など、いとつきづきし。
 磯氏からの年賀状が届く。おお、そこにはホームページのURLがしっかりと刻まれているではないか。意外と早かったなあ。みんなの予想では、なかなか完成しないのでは、ということだったのに。思えば、NiftyのHPで、旧ワープロのデータ変換方法を尋ねておられた頃から実質的な準備にかかっていたのであろうか。早速行く。ジャーン、シンプルでとても磯氏らしいページである。センスの程は言うまでもない。リンクページには、この「名古屋エレキング倶楽部」もちゃんとリンクされている。ありがたいことである。わしのミニミニな顔写真まで掲載されているではないか。毎日更新とか紹介されているので、大いに焦る。これは脅迫ではないか。ここんとこ5日間ぐらいサボっているので、看板に偽りありっす。早速、「リンクでポン」に追加する。

1996年1月4日(木)「新築祝にかけつける」

 友人が年末に新築に引っ越したので、一家で新築祝に行く。彼の実家が工務店なので、自家製のとてもすばらしい家である。玄関を入るといきなり吹き抜けになっていて、正面に2階への階段がある。その左右にリビングとダイニングが広がり、奥にキッチン、手前に和室という作り。2階は仕切れば2部屋という広大な洋室とクローゼットルーム、寝室と奥に書斎という、もーうらやましい限りである。悔しいのでワインを飲みまくる。場所は渡辺英樹先生の勤め先の高校のすぐそばなので、英樹先生も勝手にお邪魔するよーに。ついでに、その高校のそばの書店を覗きに行く。ヴィレッジ・ヴァンガードみたいな作りで、ただ書店部は独立している。品揃えはまあまあで、郊外型としては合格か。
 本屋に行きたい衝動が刺激されたので、帰ってきて、ヴィレッジ・ヴァンガードに行く。うちから歩いて3分程である。ここもどんどん雑貨屋の雰囲気を増してきているが、置いてある本はポイントを抑えてあるので外せないなあ。新刊にはまったくこだわっていない本屋であるが、「ドゥームズディ・ブック」とかを平積みにしてあるのを見たのは、市の中心部以外ではここだけである。そのヴィレッジ・ヴァンガードとはどんなとこか知らない人はここへどーぞ。と、紹介しているページにリンクしようとしたんだけど、URLが行方不明だ。ま、いーや。
 帰ってくると、小林少年が実家の山梨みやげを持ってきてくれているので、しばらくだべる。

1996年1月5日(金)「風邪正月」

 家族その2までもが熱を出す。風邪正月である。病院等を駆け回る。しかし暖かい正月でもあることだ。年末だけじゃないの寒かったのは。昼間とかポカポカしてついウトウトしてしまう。休みになったらバリバリ更新ができるなあなどと思っていたのだが、かえって平日の方がはかどるなあ。いろいろとこまごまとしたことなどが山積みになったりしておる。ざっと、サーフィンなんかはしておるのだが、強力な所がなかなか見つからないね。みんな正月休みかなあ。

1996年1月6日(土)「わしにも風邪が」

 わ、やべえ。朝起きると喉が痛い。遂にわしのもとにもウィルスがやってきたよーだ。慌てて薬など飲む。
 家人に用事があって、名駅まで出る。時間つぶしに近鉄百貨店。本の街「星野書店」と、タワーレコードをぶらぶらするだけで、1時間半程はあっと言う間だ。京極夏彦の新作が出てるかと期待していったのだが、まだのよーだ。ここにないということは、名古屋にはまだ入ってきていないということかとあきらめがつく。昨日から本屋をあちこち回っていたのだが。しかし、800ページということで、恐ろしい限りである。いかに新書といえど、通勤途中に読むことが出来るのであろうか。ま、何にせよ楽しみであるが。
 風邪気味なので、9時前に早々と寝てしまう。

1996年1月7日(日)「そろそろ工事再開(気分だけ)」

 早く寝たかいがあって、なんとか風邪の調子は大丈夫だ。いや、風邪の調子が大丈夫なわけではなく、身体の調子が大丈夫であった。ま、なんでもいいんだけど。
 ホームページ改築の構想を建てるが、実行に結びつかない。「読書箱」という、読書感想文のコーナーを作ろうかと思っているのだが、元来レビューは苦手なので、なかなか手につかない。読書量も少ないことだし、恥ずかしいよーな気もする。まあ、気が向いたらやります。後、懸案中の「名古屋で生きる」のページに、とりあえず、「東名古屋本屋イエローページ」を作ろうと思っているのだが、情報を収集するのが億劫だ。ま、そんなこと言ってたらなーんもできんのだけどね。見捨てないでね。

1996年1月8日(月)「日常生活に戻る」

 仕事初めである。いきなり会議だ。帰ってくると10時だ。とほほ。久しぶりに会社に行くと、あっというまに時間が経つよーな気がする。多分、気のせい。ま、何にせよ、日常生活に戻ったということで、改めまして本年もよろしく。
 帰って、mailboxを覗いてみると、見覚えのある懐かしい名前が。高校時代の新聞部の同期の掛井くんから、ホームページを見た旨のお便りが。10年振りぐらいのコンタクトである。なんでも、磯氏の大学での同期だったようで、磯氏のホームページを見に行ったら、見覚えのある奴の名前のホームページがリンクされていたので、辿って来たということである。恐るべしインターネット。ちなみに感想は「3つ子の魂100までと言いますが、相変らずですね。」とのことで、なんだか赤面しちゃうよおいちゃんは、なのであった。

1996年1月9日(火)「やっぱ風邪だわ」

 おいおい、だいじょーぶだと思ったのによお、朝起きたら喉が痛いじゃないの。つば飲み込むと痛い状態。おまけに雪だ。なんとか会社に行くも絶不調。早々と帰る。医者に行くも「上気道炎」とやらで、投薬のみ。注射ぐらい一発打たれるかと思ったのによお。やっと手に入れた「鉄鼠の檻」を持って布団に潜り込むも、あっと言う間に寝てしまう。
 楽しみにしていた京極の新作であるが、なんと今回の惹句は「小説」である。前々回が「超絶のミステリ」で、前回が「本格小説」。「本格小説」とはいったい? などと思っていたら、今回は単なる「小説」。「小説」って言われましても.....。しかし、一気読み出来ないのがつらいなあ。通勤だけで読んだとして1日50ページでしょ。そしたら、あーたなんと16日もかかってしまう。半月ですよ、半月。どっかでどーんと時間をとりたいものだ。

日記ライブラリーメニューへ
HOMEへ