徒然なる工事中日記 【1997.12〜1998.9】

 
 
1997年12月6日(土)「紀伊国屋ぶらり」

 久々の毎日書きつけるスタイルが、段々維持できなくなってきたので、あっさりまたしばらく気ままな更新とさせてもらう。書いてない日付がどんどんたまり、それをクリアしないとと気が焦るばかりで、ちっとも先へ進まん。また気が向いたら続けます。夏からよく頑張ったものだ。えっへん。
 最近は風邪が一向に直らない。一度直りかけたのだが、またぶり返し、鼻水中心ではあるがちっともなおらんぞ。1ヶ月ぐらい引き続けているのではないか。もともと風邪に弱い体質ではあるが、近年その傾向が強い。ここらで体質改善と行きたいところだが、その予定はない。風邪も引ける内が花という。そんな話ははじめて聴いたが、まあよい、とことんまで引き続けてやろうじゃないの。って、そんなに開き直ることか。
 今日は、会社帰りにナディアパーク方面へ。久々に紀伊国屋に寄るのが目的だが、家族に妻の勤め先を案内するという目的もある。この時期、クリスマス系の電飾が華やかなので、子供達が喜ぶだろうという裏目的である。というか、実際のところ、家族ぐるみで迎えに来てもらうだけだが。
 会社から野呂君とともにバナナレコードとか寄りつつ5時頃紀伊国屋へ。待てど暮らせど一向に現れない。結局、6時半までたっぷり本屋にひたることとなった。最近しっかりした本屋へ来てなかったので、堪能する。うー、スティーブン・グールドの『ジャンパー』やっと見たぞ。巡回する近辺の本屋には何故かどこも置いてなかったのだ。でも、結局今日は買わず。何が出てるかは一応チェックしているものの、実際目にすることが出来るのは、こーした都心の大書店じゃないと無理なのね。知らん間に「活字秘宝」とか出てるし。『消えた少年たち』も思ったより分厚いのね。しかしながら、現在はもっぱら山田風太郎に夢中なので、出版状況を確認することに時間を費やす。詳細な著作リストが載ってるという出版芸術社の『帰去来殺人事件』を探すも、見つからず。確かパルコブックセンターでは見かけたような。
 御器所のうどん屋で飯を食って、帰宅。既に9時過ぎ。インターネットであっさりと山田風太郎の詳細な著作リストをゲット。数ヶ月前に探した時は見当たらなかったのにな。いやあ、リストマニアな皆さんはほんと多いですね。有り難や。自分もたまにリスト作ろうとするのだが、こーした人々の仕事を見ると、まね出来ないなあと思う。ちなみにここね。

1997年12月14日(日)「PC不調」

 相変わらず自宅のPCの調子が最悪である。いろいろ対策を施したのだが、どれ一つうまく行かない。具体的な症状としては、すんなり起動しない、作業中にフリーズするなどであるが、こんな状態ではまともな作業はままならない。おまけにプリンタもおかしいので、今年の年賀状はモノクロコピー&宛名タックシールとさせて頂きやす。結果的にその方が労力は少なくて済むのだが。

1997年12月17日(水)「PC不調の顛末」

 おいおい、日曜は以上のとこを書いたところでハングアップである。それからが、絶不調。やたらフリーズを繰り返すは、画面表示はおかしくなるはで、グラフィックボードの入替えを決意。とりあえず昔のボードに戻すが、3.1時代に買ったものなので、OSR2のドライバとの相性がどーも悪い。あれこれした挙げ句、余っていたATIのボードをさしてとりあえず落着。起動もすんなりいくようにはなった。まだたまにフリーズするようだが、以前よりずっと調子は良い。んー、ということはI.Oデータのグラフィックボードの問題だったのか。なんか判然とせぬが、ま、動きゃいいか。
 近況的には、特に変わったことはないすね。会社では何故かイライラすることの連続で、結構情緒不安定気味だが、日常はどうということはない。体調の方もやっと風邪が一段落といったところである。本はずっと風太郎を読み続けていて、今は『忍者月影抄』が読み終わるところ。創元からルイス・シャイナーが出てたので、次読みたいぞ。ロックファン的には読み逃せないわな。

1997年12月27日(土)「仕事納め」

 仕事納めというか、恒例の大掃除で、本年の出勤も最終日である。半日バタバタとやるだけだが、配置換えも同時にやったので、結構疲れる。レイアウト変更する度に配線に悩まされる。ま、すぐにやっとネットワークが導入される筈なので、今はキチっとした配線はしないのだが。
 帰り、原まで家族に迎えに来てもらい、そのまま平針のユーストア等で買い物。3時過ぎに家に戻り、のんべんだらりとする。ここんとこあまりのんべんだらりとしていないので、体がなごむ。長女へのクリスマスプレゼントとしてついに導入したゲームボーイで、ポケモンをちょびっとやる。むー、やっぱロープレなので小学一年生が完全に把握するのは難しいわな。特にうちの子は普段ゲームしとらんし。文字を読んでいくだけでも精いっぱいである。かといってわしが全部やってしまったんでは、何もならんしのう。友達のをさわってるので、簡単なことはわかっているようだが、とりあえず基本事項のみ教えておく。小一には小一なりの楽しみ方があるじゃろうし。
 というわけで、今年もそろそろ終わりである。ここにきてぐっと更新ペースが落ちたけども、半ばは結構更新できたよね。まあ、あまり代わり映えはせんのだけども。今でもいろいろアイディアはあるのだけでも実行に移す気力がなかなか出ない。『名古屋で生きる』だってネタはあるのだから、書くだけなんだけどもね。そーいえば、突然掲示板を作ったので、なんか書いてね。時々重くなってるみたいだけど。

1998年1月5日(月)「賀正」

 遅ればせながら、あけましておめでとうござる。本年もよろしくでござる。って、今日はもう仕事始めなんだけどね。年末年始はバタバタと通りすぎて言ったことだよ。29日は、恒例の春日井でのもちつき大会。30日は、ベルギーから一旦帰国した衛藤一家と、長女が誕生したばかりの押切を招いて、一年ぶりの再会。これまた恒例、お好み焼きパーティーとなった。衛藤からはベルギーみやげのワイン、チーズ、チョコ、ワッフル(ベルギー・ワッフル!)などを頂き、押切からも清酒一本、いちご大福その他もろもろの差し入れを頂き、感謝感謝。いや、子供を交えてにぎやかな宴となり楽しかったことだよ。31日は大掃除+最終買い出し。1日は昼から嫁の実家へ、義母にお年始。といっても星ヶ丘だが。2日は四日市富田の祖母にちょっとお年始。そのまま自由が丘の叔母のところで新年会。間違って多く届いた寿司をたらふく喰う。3日はお年玉を使いにトイざらすなどへ行くとともに、義母を招いて夕食。昨日4日は、6時から恒例アンビの新年会だ。参加者は、睦夫、大矢、原科、山田、都筑、三輪田(敬称略)。丸善集合→キリンカフェ→国際ホテルラウンジの不滅のパターン。睦夫氏の車を停める駐車場も変わらないぞ。
 いやあ、正月はお笑い関係のビデオがたまってたまって、まだ半分も見きれてないぞ。今年は初詣でヒットパレードが久々にネタオンリーの企画で、とてもよかった。ジャリズムには笑い転げた。年末のオールザッツ漫才もまだ半分しか見てない。
 年末に都筑氏より不要本のダンボールがどさっと贈られてきて、30数冊あってとても有り難い。当分ヒマがつぶせると思うも、そのヒマがない。ポケモンもやんなきゃなあ。

1998年1月17日(土)「追いかけられない日々」

 いや、とりあえずやってしまっております、ポケモン。ちょっと補助するつもりが、ガンガン進行させてしまってますけどね。ポケモンもどんどん捕まえ、じゃんじゃん育ててますけど。やー、おもしろいなあ。ロープレ育て系には昔から弱いところがあるので、もうメロメロっす。とはいえ、まあ30過ぎの大人でもあることだし、昔と比べりゃセーブしつつやってはおるのだけどね。FF1が出た時は2日ほぼ徹夜でやり抜いたってこともあったけのう。
 何にせよ、ゲームやり出してしまうと他ごとが何も出来なくなるのが悪い所。たまった年始年末のビデオもほとんど見れていないし、とーぜんここもほっぽり放しだ。ま、しかし実際この歳になってくると、何々せねばならんということが段々減ってくるような感じはしますなあ。現実的には、メシを喰っていかねばならんし妻子を養わなかんし、やることはいろいろあるはずで、そんなはずはないのだけども、若い頃の方が、何かに追いかけられいるような感覚が常にあったような気がする。まー、それは単純に学校の宿題や入試であったりすることから、遊ぶ予定、趣味のやるべきこと、ひいては自分が何を持って生きていくかという問題であったりするわけで、そーゆーことの選択肢のひとつひとつが狭まってきただけなのかも知れない。というわけで、休みひとつとっても、実際は買い物に出掛けたり、子供を遊びに連れてったりとバタバタしてはいるのだけども、気分的にはのんびりモードでいられるというわけだ。
 それでも習慣というものは恐ろしいもので、何かしらそういった追いかけられるものがないと不安だったりするわけで、こーしたホームページなんかも更新の制約を時に自分に課したりして、更新なんざしなくても誰に迷惑かけるわけでもないのに、心の片隅に、あー更新しなきゃ、なんてささやかな追跡者を作って、自分をかえって安心させてるのかもしんない。
 というわけで、2週間近くほっぽってあっても、常に更新のことを気にかけてるのだよというお話でありました。
 昨日は会社の新年会。「壁の壁」行ったあと、恒例の「セブン」に流れてカラオケ3時間。いや、セガカラはすごいすな、いまさらながら。液晶表示付きのリモコンで、曲名・歌手名・作詞作曲者名等いろいろなもので最新の入荷曲まで検索できてしまう。これだけでそーとー遊べる。歌った曲を記しておこう。「エキセントリック少年ボウイのテーマ」「スーパースリー」「恋のかけら」「振り向かない」「カバトット」「ドボチョン一家の幽霊旅行」「MOTHER」「春はまだか」「ハレンチ学園」「かわいい人」「女のカッパ」「素晴らしい日々」等々。相変わらずの新曲中心プラスマイナーアニソンプラス困ったときのサザン&ユニコーン選曲である。いや、「ハレンチ学園」なんぞ四半世紀振りに聴いたが、覚えてるもんだねー。
 終わると12時。うっかり地下鉄の終電を乗り過ごし、中野とともにいり中まで1時間ぐらいテクテクと歩く。そっから車で送ってもらって1時半帰宅。何やってんだか。

1998年1月31日(土)「筆不精ですまん」

 ありゃ、もう1月終わりかい。基本的には状況は何も変わっていないのである。会社行って、帰ってメシ喰って、風呂入って、メールチェックして、WWW巡りして、ポケモンやって寝る。これの繰り返しである。ま、日常なんてそんなもんなんだろーけど、もちょっと何かね。
 掲示板を開設以来、予想以上に書き込みをして頂いております。おかげさまで、更新してないのに更新下よーな気分になっております。ま、そこでも書いたけど、基本的に筆不精なんですね、わたし。いやもう人生そのものが不精であるといっても過言ではないのだけれど、そこまで拡げずとも面倒くさがり屋であることは間違いないわけで、こーしてたまに長々と文を書いたりしていると信じられないかも知れないけど、筆不精なんですね。いや別に文章書くのが苦手っていうわけじゃなくて、書き出すとこーしてぐたぐたと書くわけですよ。書き出すまでが億劫であるわけで、メールの返事などは書かなきゃ書かなきゃと思っているうちに機会を逸してしまうということが良くある。そのせいでNifのフォーラムなんかにもなかなか発言が出来ないでいるのですね。興味ある話題があって、なんかコメントしようかなあと思っているうちに、どんどん話題は流れ去ってしまうわけですね。
 先週日曜に行った大府市方面の話題もここに書こう書こうと思ってるうちに、時は過ぎ、なんかもーいーやという気分になってるわけですね。ま、一言だけ触れとくと、大府市と東浦町の間にあるあいち健康公園かなんかって、いつの間に出来たわけ? 地図上では「大府運動公園」とかなっててそこ行ってみたら、すんごい建物が建ってるわけですよ。で、ぐるっと廻って見たわけなんだけど、開放されてはいるもののまだ整備中てな感じで、あいち健康プラザなる名称で、スポーツセンターと宿泊施設がどーんと建ってる。で、そこで6月にオープンする「健康科学館」ってとこが、模型を見る限り結構おもしろそーってことね。うーん、ほら、時を経ると紹介文にもパッションがないよね。何が凄くてどう面白いのか、全然描写する気力がない。とほほのほである。

1998年2月8日(日)「インフルエンザ・アタック」

 うひゃあもうインフルエンザですよ。流行ってるとは聞いておったのでやばいなあとは思っておったのですが、やっぱ来ました。週明けに長女が拾ってきて、母、次女、妻ときて、珍しく最後に私のとこに来たですよ。金曜日にノックダウン。38.9度出ました。や、でも熱だけといっても過言ではないですがね。咳は出るけど、喉の痛みも鼻水もない。私が風邪ひいて鼻水ださんことはありえんのだけどね。後、体の節々が痛い。2日ほど使えないありさまで、今日やっと起き上がりました。今週は土曜出勤でおまけに日当が出る特別勤務だったのだけど、パス。損したような。次女の熱は下がらないは、妻は土曜出勤して仕事を持ち帰るはで、バタバタの週末。
 水曜日は、Page98で、東京。池袋サンシャインシティへ行ってきたのだけども、今回はどこも寄らず。帰りにリブロとじゅんく堂をちらっと覗いた程度で帰ってきたので、報告することなし。金がないので、出歩かずに越すことはない。
 というわけで、特に何も書くことはないわけである。昨晩珍しく、家でハードカバーの本を読みだし、あっと言う間に読んでしまったので書いておこう。井上夢人の『メドゥサ、鏡をごらん』。一年ほど前の新刊ですまんのう。よくできたホラーであった。いくつか不満はあるものの、おすすめである。文庫にでもなったら読むといいよん。
 ポケモンは、とりあえず一度ポケモンリーグをクリアし、エンディングだけは見た。まだミュウツーとか捕まえに行ってないけど、マスターボール、娘が知らんうちにポッポとか捕まえるのに使っちゃったみたいなんだけど、だいじょぶなんだろか。初代ポケモンリーグ制覇メンバーは、リザードン、サンダー、スリーパー、ハクリュー、ギャラドス、カビゴンすかね。なんか面白みがないなあ。このまま続けるかどーかは不明。そんなにゲームをやり込むタイプの人ではないので、イベントがないと飽きちゃうかも。もちろん、金・銀が出たら別の話。

1998年3月1日(日)「気乗りしない日常」

 わ、もう3月ではないか。サボりきっとるなあ。まあ、今ちょっと何書いても面白くないだろーなあというわけで、無理やり更新しなくてもと思ってるわけなんだけど、あまり間が空くと覗いてくだすってる皆さんに心配かけるといかんのでちょっと更新しておこう。
 いや、別に何があったというわけでもないのだが、なんか日常に埋没していてビビっと来るものが何もないのよねえ。会社の方が久々に少し忙しいというのもあるのだけれど。今年に入ってレンタルCDもしてないし、テレビもあまり熱心に見てるものがない。通勤時の読書は過去のSFの名作(ヴォークトとかハインライン)とか読んでるだけで、新しい発見みたいなものもない。うーむ、なんかいきづまっとるなあ。というか、ま、周期的によくあることなんだけどね。ま、春に向けて力をためておるのだと言っておこう。
 仕方がないので、リンクでポンでも更新しておこうとブックマークの整理を始めたのだが、これが泥沼にはまる一方。前にも書いたように膨大な数の収集したリンクは一応分類して整理してはおるのだが、それでも混乱を極めるばかり。しばらく行ってないところとか、リンクの現状を確かめるだけでも途方もない作業となって途中で疲れてしまうわけである。まあ、頑張りますたい。

1998年4月12日(日)「暫定的リニューアル」

 えい、もういいや! というわけで、皆様ご無沙汰。一月半振りの更新はリニューアルした形でと、思っていたわけですが、案の定挫折。基本的に何も変わっておりませんが、変わらぬご愛顧を。前年末より落ちた更新ペースは、ちょっと復活させておきたいと思っておりますのでよろしく。
 とりあえず、更新の止まっていたchoiceを復活させたいと思います。ネタがあるのか不安なとこですが、まあ、なんでもいいか。日記のみではあまりにも内容がない。しかも日記とは名ばかりの雑記であったりするわけですから。リンクもまとめ直したかったけど、間に合わず。途中なので、ちゃんとしてからそのうちアップする予定。「名古屋で生きる」も構想を新たに再スタートの予定。さあ、この春の「エレキング倶楽部」は、目が離せないぞ。って、いつも口ばっかだ。

1998年4月14日(火)「カウンタ壊れたままだな」

 というわけでインチキリニューアルしてから、既に結構な皆さん方においで頂いたようで恐縮であります。トップページが重くなったとの非難の声もちらほらありますが、まあしばらくはいいではないすか。画像のかけらもないページには変わりないしのう。たまには重たいページの称号も授かって見たいもんである。そのうちとてつもなく重い画像を乗っけてギャフンといわせてやるぞい。って、意図不明。
 そんなこたいいのだが、相変わらずカウンタが壊れたままである。原因不明。カウント自体昨年の11月ぐらいから止まったままのようであるので、思い切ってカウンタサービスをどっか探してきてゼロから始めるとするか。

1998年4月19日(日)「今後の工事計画」

 カウンタサービスに頼ってのカウントをリスタートさせて5日、なかなか快調であります。たびたびお越し頂いた方もたいした更新がなくすまぬ。
 今後の更新予定としては、「名古屋で生きる」の仕切り直し再スタートがある。これスタイルが定まらなくてなかなか更新が進まなかったのだけど、開き直って「名古屋辞典」形式でやり直そうかと思っている。名古屋に関するキーワードのコラムを最終的には五十音順の辞書形式にする。これによって一つ一つの項目を短くし、書き出しやすいよう、また読み出しやすいようにしようじゃないのという目論見である。実はこれ、最初に考えていた形式ではあるのだけれど、あまりに安直なような気がして避けていたのね。ま、でも何事も始まらなければ仕方ないわけで。そのうちヒマができたらスタート予定。
 それから、日記形式に今ちょっと飽きてるということもあって、この「工事中日記」は、本来の「工事中日記」、つまりホームページ制作記というか更新裏話的なことにとどめて、雑文は新コーナーを設置しようかと考えている。つまり、今まで「日記」一本でやってきたことを、日々の雑文は新コーナーで、お気に入り紹介は「Choice」で、名古屋で生活している日常のこまごま事は「名古屋で生きる」でというように分割して、ページ全体としての厚みを増そうという仕掛け。果たしてそんなうまくいくか?
 それと、「リンクでポン」のうち定番は「ELEKING'S BOOKMARK」に移設し、「リンクでポン」自体は、本来の趣旨であったはずのおもしろページ紹介に変身したい。しかしこれも難航中。とりあえず途中で見切り発車するつもりだが。
 というように、いろいろ考えているわけですが、はてどうなる。

1998年4月24日(金)「名古屋大辞典(仮称)発動」

 あ、どうもいつもお世話になっております。
 計画通り、「名古屋で生きる」を更新させました。項目がまだ少ないので、とにかく順々にぶち込んでいきます。ある程度増えたらちゃんと分類するのでご心配なく。書き始めるとワッと書いてしまうのだが、なかなか書きがいのあるネタが見つからない。何かリクエスト等ありましたら、掲示板の方にでもお寄せください。狙っているのは「前口上」通り、「異界・名古屋」ではなく、「日常の名古屋」ですので、そこんとこよろしく。って、まあ限らないけどね。

1998年5月24日(日)「近況など」

 やあ、なんだか久々にこの日記のファイル開けるなあと思ったら一ヶ月ほっぽり放しだったのね。このところ仕事の方が忙しいモードに入っているので、なかなか計画通りにことが進まないねえ。帰ってきてパソコンの前に座らないこともあったりして、なかなか意欲が高まらない。座ってもメールチェックして、ざざっとサーフィンして小一時間もすると眼が疲れてしまって、電源を切ることになる。で、ポケモンしたりするんで、結局一緒なんだがなあ。
 会社の方で、やっとというかなんというか一年越しの計画のネットワークシステムの導入が決まり、ここ一ヶ月程はバタバタと機器の導入やらセットアップやらで、結構慌ただしい。昨日も業者が来ての配線工事で、休日出勤。その後NTサーバーのセットアップとなったわけだが、素人集団が寄ってたかってセットアップするので、結局10時までかかってもセットアップできず。TCP/IPの設定がちゃんとできてないのだとは思うのだが、ネットワークが繋がらぬまま月曜を迎えることとなった。ま、のんびりやりますか。
 インターネットこそ、こうしてやってはいるものの、9年目を迎えようとするパソコン歴の中で、ずっとスタンドアローンで通して来た身にとって、LANは初体験。そんな奴がいきなり本読んだだけで、NTサーバー立ちあげようってんだから、恐ろしいといえば恐ろしい。大体、基礎的な知識なしでパソコンに取り組んで来たわけで、アプリの操作やマシンの不具合などは、経験やカンでなんとかしてきてはいるものの、ネットワークに対しては、その経験やカンが通じない。いや、ホント機械苦手なんすからって言っても会社では誰も信用してくれない。10年前には、自分がコンピュータ触るなんて想像だにしてなかったのになあ。
 ここんとこ読んだ本は、ニコラ・グリフィスのネビュラ受賞作の『スロー・リバー』。これはなかなか○。もっとフェミニズムっぽい読みにくい話を想像していたのだが、あにはからず。SF苦手な人でも、しっかりとした小説が読みたい方にはお勧めかな。あとは、都筑道夫の代表作をカップリングさせた講談社大衆文学館の『猫の舌に釘をうて/三重露出』。こちらは勝手な期待があまりに高かっただけにちょっとね。でも、読んでおいて損はなかろう。読まずにとっておいた原りよう(あれ、漢字でなかったっけ)の『そして夜は甦る』と『私が殺した少女』を立て続けに読んでしまった。どちらも評価はA級となりますが、前者の方が完成度は高いと思うし、好み。現実の事件・人物を類推させてしまうところが、個人的はちょっといただけませんが。
 というわけで、choiceや名古屋ネタもなかなかまとまりませんが、長い目で見てやって頂戴。

1998年7月22日(火)「ひっさびさの近況」

 いやあ、ここまでほっぽといたのも初めてかもしんないなあ。ひさびさです。How do you do?です。ファインセンキューです。
 ここまでほっておくと、なんかもうマゾ的な快感が。放置プレイってんですか。じりじりと増えるカウンターの数字を横目に、ああ今日も更新しなかった、ああ今日もまたサボってしまった、と悶える日々の2か月間。ま、ちらちら様子を見に来てくれた方々、無駄足を踏ませて申しわけありませんでした。まだちょっと意欲的なものが盛り上がってないんですが、ここらでひとつご挨拶をばと思い、出て参りました。
 で、この2ヶ月何をやっておったのかといいますと、相変わらず別に何もってやつですね。前回触れた会社のNTネットワークですが、なんだかんだあったものの結構あっさりと立ち上がったりしており、ちょっと拍子ヌケ。しかしLANてぇものが、こないに便利だったとは! と、しみじみと感慨に耽る毎日であります。今までの8年間ほどのパソコン生活はなんだったのか。ま、管理はそれなりに大変ではありますが、いつもの適当モードでも適当にできてしまう。それなりにイタイ目にはあっておるのだけども。
 あとは、やっとIllustratorのWin版が手に入ったので、ボチボチといじったりしておるのですね。ずっと恐れをなしてきたペンツールでのベジェ操作も、ちゃんとやって見ればなるほど使いやすい。覚え始めたほぼ初日に作ったのがこれ。


apiyon.jpg

 小学3年のときにわしが創作した知る人ぞ知る「アピヨン」というキャラクターである。わら半紙にコママンガを描いたものが、クラス中で回覧され大ブームを巻き起こしたという伝説のキャラクターである。それがこうして「CG」なるもので復活して、感慨もひとしおである。寺沢武一になった気分である。
 今はこれより少しテクニックを積んでおるので、も少しCGらしく描いて、アニメ化を狙っておるのであるが、やっぱめんどくさいなあ。

1998年7月26日(日)「掲示板移動など」

 前回の更新時に、TOPページを少しいじったのだけど、その際にアクセス解析のページにリンクを貼ってみた。この辺鄙なページにいったいどこからみなさんやってくるのだろーか、ということがわかったりする便利なものである。その結果はデータがたまり次第、また詳しくお知らせするが、バンプレストのメールアドレスを持った方などが訪れているようでビビっている。あ、エレキングとは名ばかりで、ウルトラの世界とはいまんとこ無縁ですから。......とはいえ、次の改定でいよいよエレキングをデザイン的に登場させようと思っているのだが。これ、ページ開設時よりの悲願だったりする。
 それはいいのだが、突然掲示板が使えなくなったようね。同じ掲示板サービスを使っている睦夫氏のjemのページでも駄目なようだから、何らかの事態が発生しているようですな。3〜4日様子を見てみたのだが、サーバすら動いてないようなので、あきらめて違う掲示板サービスをとりあえずめっけてきましたので、そちらでどうぞ。うーん、ここしばらくのログのbackupとってなかったのが悔やまれるなあ。
 というわけで、とっととwin98環境にしたのであるが、大きなトラブルに見舞われずに今のところきてます。みんなのところはどーかな。まあ、目新しさはないものの、今の所、快調快調。これで実験はすんだので、明日は会社のシステムにも試して見るつもり。

1998年9月22日(火)「そろそろ始動」

 ああもう早く更新したいッ! って、するならすればいいじゃん、てな感じですが、なかなか波に乗り切れない今日この頃。しかしそろそろ動きたい。
 この2ヶ月ばかりは、三女が産まれたこともあり、やっぱなかなかまとまった時間が取れませんでありました。ていうか、いつもまとまった時間の中で更新してるわけじゃ、ぜんぜんないのだけども、まあそのなんていうか、更新する隙がなかったというべきか。
 夜、帰ってくると、長女は別として二人の娘を風呂に入れるという作業があるわけで、これがまたそれなりの労働。パソコンの前に座っても、ちょこっとサーフィンをしたりするうちに、すぐ疲れてしまう。大体、早く寝てしまう。12時前に寝ることもしばしば。
 ま、その環境が変わったわけでもないのだけども、そろそろなんかしたいという気分も出てきたので、ここの更新を活発化させようかと思っております。それが、日記毎日更新という古い手を使うのか、全面リニューアルという手間のかかることをするのか、まだ決めてないのだけども、まあ、手間のかかることをするわきゃないか。
 ここんとこ読んでたのは、やっと出た『レッド・マーズ』。SF超大作でありまして、期待を大にして読み始めたのだけど、うーん、いろんな意味で少々キツかった。上下合わせて1000ページはあるのだけども、結局なんのかんの、いつもの通勤読書で三週間程かかってしまった。特に後半のクライマックスとされるスペクタクルシーンにまったく乗れず、読み進めるのに苦労しつつ読み終えたといった感じである。んー、評価は低くはないけど、好みではないな。『火星転移』の方が、やっぱ好みだ。
 というわけで、やれやれと京極堂に手を伸ばすのであった。

1998年9月29日(火)「リンクと表紙改訂」

 ガシャポンのHGシリーズにすっかり熱をあげている今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
 choiceでも以前ちょっと触れたけども、もうガシャポンフィギュアの世界に遅れ馳せながらはまってしまっている毎日なのね。また、改めて詳しく書くけども、夢にまで見るからね、マジで。夢の中でもおもちゃ屋とか探して、ガチャ廻してるもの。いいのか、そんなことで。
 というわけで、表紙をちょっとリニューアル。予定していたエレキングベースのものには出来ませんでした。手抜きパターンでお茶を濁しておきます。
 後は、1年半振りぐらいの「リンクでポン」の改訂。ちょっと中途だけども、とりあえず。
 今後の予定は、リンク追加と、この日記のリニューアルかな。

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