ときたま日記 【2001.9〜2002.6】

 
 

2001年9月1日(土)
▼今日から二学期だが、あっという間に帰ってきた長女を待って、義母を誘って大府の「げんきの郷」へ。ここはJAがやっている農産物販売+スーパー銭湯+レストラン+公園といった施設で、出来て間もないようだ。まだ完成してない施設も多くて、ちょっと拍子抜けだったが、売店で量り売りの惣菜を買って、公園で弁当。
そこでは遊ぶ所がないので、向かい側にある「あいち健康の森」の「健康プラザ」へ行って、室内プールに入る。設備自体はスポーツセンターのプールといった感じで申し分はないのだけど、係員のお役所的対応にいちいち腹が立つ。プールに浸かったのを見計らってのこのこやってきて「帽子が必要なんですが、売店にて販売してますので……」と言われてもなあ。
その後、碧南の衣浦港までドライブして時間をつぶし、大府に戻って「小樽運河倉庫No.2」で食事。なまら屋系列の北海道の食材を直送が売りの居酒屋で、矢場町のあたりにもある店。料理はそれなりに旨く、店員の対応も良かったのだが、料理が運ばれてくるのが遅すぎる。席数に対して人手が足りなさすぎ。まあ、最近のどの店でもいえることなんだけど。たいして酒を飲むわけでもないのに、全部で二時間かかったというのはちょっとツライぞ。

2001年9月2日(日)
▼夕方近くから、買い物等所要に家族でウロウロ。守山自衛隊駅前の銭湯がラーメン屋になったという「草津亭」にひとりだけ寄るつもりが、結局家族でゾロゾロ入店。その後、自分は「万福」にも寄って夕食終了。
▼さあ、夏休みも終わったということで、そろそろ「ときたま日記」通常バージョンに戻ることにするか。また、気が向いたら「毎日記述日記」しますんで。

2001年9月5日(水)
▼「らのとりこ」が20000HITを記録した。ここんとこ、データの再整理をしかけているので、そのうちドドンと更新する予定。まだまだ不完全な状態が続いているので、気持ち悪いのです。といっても、いろいろ時間がかかることが多くて、膨大な作業量を前にして何も手をつけられない日々を送ってきていたわけですが。
▼都筑道夫『七十五羽の烏』読了。ミステリ読み初めの少年時代、『黄色い部屋はいかに改装されたか』とか図書館で借りてきて読んで、少なからず影響されたにもかかわらず、都筑道夫の実作品とはイマイチ相性が悪い。この作品は他ならぬ『黄色い部屋は〜』の実践編ということだが、今まで読まずにきていた。(実は、『最長不倒距離』を何故か途中で投げだしていたのである)。ミステリとしては面白かったんだけど、やはり何故かしっくり来ないんだよなあ。並行して先日図書館で借りてきた自伝風エッセイ『推理作家の出来るまで』を、家でポツポツと読んでるんだけど、こちらは予想以上に面白い。読んでてしっくりくるんだけど、この違いは何?

2001年9月8日(土)
▼雨かと思っていたら天気が良い。明日からは雨になりそうなので、今日のうちに出かけておくことにする。といっても、例の如くあてがあるわけではない。
少し考えたあげく、岐阜方面に行ってみることに。リバーサイドモールってのに、まだ行ってなかったなあ、と思って。
11時前に家を出発。とにかくウチから岐阜に行こうと思うと、まず名古屋を縦断横断しなければならないので、行きだけは高速を使うことにする。まあ、名古屋ICまでも結構時間かかるんだけどね。でも、乗ってしまえば、岐阜羽島ICまではとにかく30分強で行けるのだから、1250円の出費も致し方ない。
岐阜羽島ICからさらに北上。真正町まで20km弱あるかねえ。やっぱ遠いなあ。堤防を走って観覧車が見えてきたらそこが、リバーサイドモール。最近流行りの、シネコンとレストラン街とアウトレットの専門店街の複合施設であるのだが、ジャスコ等のショッピングセンターが入ってないため、イマイチ集客力に欠けるような気がするのだけども、どうなのだろう。店がアウトレットに偏っているので、ウチみたいな家族連れは時間を持て余すね。
仕方なく、SEGA系のゲームセンターで少し遊ぶ。和太鼓でリズムを取るゲームに少しハマる。いや、やっぱり太鼓はいいスよ。爽快感がある。ドンツクドンツク。
折角最近涼しくなってきたと喜んでいたのに、今日は暑い。めっちゃ暑い。専門店街は屋外開放型のモールなので、特に暑い。真夏はキツいよ、ここ。
真正町を南下し、穂積町の駅南にある「麻麻」というラーメン店を目指すが、やはり中休み時間に引っかかる。仕方なしに、岐阜市を目指し、金華山のふもとの岐阜公園で少し遊ぶ。夕方になっていたので、上には登らなかった。久々に来たけど、なんか微妙に変わっていたなあ。オオサンショウウオが見られる館とか、遊び場がなくなっていたような。
5時近くになっていたので、そろそろ帰途に着かないと家に辿り着かない。途中、せっかくなので「大勝軒」に寄って、もりメンマを一杯。もりそばのメンマ多めバージョンだが、メンマがつけ汁に山盛り。堪能する。
2時間半程かかって、緑区までたどり着いて、家の近くの「どんどん庵」で夕食。やっぱ遠いなあ、岐阜は。

2001年9月10日(月)
▼またもノロノロ台風である。なんかここ最近やってくる台風は、寝ている間に行ってしまうケースが多いんだけど、今回もそうなりそうだなあ。
▼Yahoo BBに申し込んではや数ヶ月。のんびり待ってはいるものの、ちらほら市内で開通したとの情報があるので、そろそろソワソワしてきた。ま、問い合わせても、なしのつぶて状態であることはわかっているので、ネット上で有志の情報等を見つつ、まあ、今月中に開通したら良しとしようって感じかな。

2001年9月11日(火)
▼色川武大『花のさかりは地下道で』読了。12の短編が集められているが、特に連作短編集ということではなくバラエティに富んでいるのだが、一冊としてまとまった読後感が残る。
色川武大が繰り返し扱っているモチーフは、すべて私小説的な要素ではあるのだが、次のように分類できる。(【 】内は代表的に取り扱われている作品)
「戦後の博打に明け暮れていた時代(俗にいう無頼時代)の体験談【→阿佐田哲也名義の諸作】」
「浅草を中心とする芸人達の思い出【→『あちゃらかぱい』『懐かしい芸人達』等】」
「小〜中学校にかけての劣等感に苛まれつつ街を放浪していた頃のこと【→『怪しい来客簿』等】」
「父や兄弟を巡る自己の葛藤【→『百』『生家へ』等】」
「会社勤め時代の周囲の人々の描写【→『うらおもて人生録』『虫喰仙次』等】」
「中年期以降の同居人(妻)やその他周囲の人間とのこと【→『離婚』『引越貧乏』等」
「持病等から来る精神的な幻との付き合い【→全般。『狂人日記』にて昇華】
非常に大雑把な分類で恐縮だが、この『花のさかりは地下道で』は、表題作が戦後の無頼時代に出会った人々のことを描いている他、色川武大が繰り返し扱っているモチーフがほとんど集められているといってよいだろう。その意味では色川武大入門書ともなる筈だが、生憎現在入手困難である。先日、塩釜口の古本屋でやっと手に入れることができた。なかでは「赤い灯」「善人ハム」「友よ」などが印象深かった。
▼『ウソコイ』の最終回を見ていた妻が突然部屋に入ってきて、「ニューヨークでなんかビルに飛行機が突っ込んだって臨時ニュースやってる」と不安げに言う。妻のパート先の娘夫婦が今夕の便でアメリカに帰国のため出発したということで、「乗ってないよね」と云うのだが、今夕名古屋空港発で、この時間ニューヨークということは、時間的に考えられないのではないかと答えておく。行く先はロスであるというし。とりあえず、PCのテレビをつけて状況把握を開始するが、みるみるうちにとんでもないことになっているのがわかり、目が離せなくなる。途中だったPCの作業を打ち切り、居間でTVを見続ける。次々と新たな展開があり、映っている画像に説明が追いつかない。「あれ、ビルが片方なくなってる」「あれ、ビルまたなくなってる」てなもんである。2時半頃まで見続け、ピッツバーグ周辺に1機墜落し、さらに全部で十数機ハイジャックされているとの情報のまま寝てしまう。

2001年9月12日(水)
▼朝起きると、惨事の状況は寝た時点と変わっていないようだ。十数機ハイジャックされた残りはいったい、と混乱していると、誤情報だったことがわかる。
あまりにも事が大きすぎて自分に理解できる範囲を越えている。ネットでの反応等をみると、事の重大さを認識できていない人間が多くて驚く。2ちゃんなどは見るまでもない。事の大きさを認識して些細な点をネタにするのと、そうでないのとは明らかに違うし、不謹慎かそうでないか以前にあまりにも空虚である。夜になり、友人からもネットでの反応に呆れたという内容のメールを貰い、深く頷く。
何が起こっているのかわからないのか、わかろうとしないのか、はたまたわかっていてそうした言辞を吐くのか。

2001年9月16日(日)
▼先週後半体調を崩しはじめていたのだが、昨日より少し風邪をひいたらしい。しかし天気がいいので、近場の大高公園におにぎりを持って出かけることにする。児童遊園が少しリニューアルされていて、「大ちゃん」と「高ちゃん」という2匹の恐竜の滑り台が設置されている。義妹家族も途中から合流し、子供達は存分に遊ぶ。
夕方、東海市の聚楽園公園に向かい、大仏の下でさらに少し遊ばせ、帰りに「魔法のパン屋」でパンを買って帰る。

2001年10月2日(火)
▼このシーズン、運動会やら何やらでバタバタと慌しい。仕事はヒマなんだけど。いろいろ記しておきたいこともあったのだが、たまる一方で吐き出せない。
▼9月22日(土)は、長女の小学校の運動会。素晴らしい秋晴れで、過ごしやすい一日をゆったり過ごす。続く、23日(日)は、義母のリクエストで半田に彼岸花を見に行く。「ごんぎつね」の新美南吉資料館が、予想以上の充実振り。30日(日)は、次女・三女の保育園の運動会。あいにくの天気だったが、小雨降る中、ほぼラストまで出来たのは幸いか。
▼この間、読んだ本は、ジョン・スラデック「見えないグリーン」。予想していたよりわかりやすい本格でびっくり。わかりやすいというのはトリックが分りやすいということではないよ。D・E・ウェストレイク「我輩はカモである」。他に読んだウェストレイクの作品にも感じたもどかしさを感じる。基本線は好きだし、部分部分もかなり好きなとこがあったりするのだけど、全体として何か物足りない。欲張りなだけかなあ。でも、良作だと思う。
▼で、もはや10月なのね。TVの改変期でまた忙しいのだが、あまり見れてない。またビデオがたまっていくのだろうなあ。昨日は健康診断。血圧依然高し。
▼9月の間、ボチボチと整理してきた過去の日記を始め、BACK ISSUEを整理しなおす。表からはあまり気にならないけど、余分なデータとかがサーバーにたまっていたりしたので、すっきり整理できて、いい感じ。あとはリンク集だけ再整理できれば、とりあえず落ち着くんだけど。新コンテンツはそれからだね。

2001年10月18日(木)
▼ちょっと更新停滞モードに入っておりますね。まあ、番組改変期だったりしてTV見るのに忙しい....というわけでもないんだけど。まあ、気分ですな。秋も深まって、だいぶん涼しくなってきたので、本日から長袖を着ることに。ええ、昨日まで半袖Tシャツでございました。
▼昨日行った、名古屋三越の北海道物産展にきている「えれのらーめん@帯広」は、かなり旨かった。ちょっとあとをひいてますねえ。もう一回行けるかなあ。松坂屋の北海道物産展しか実は行ったことが無くて、三越のは初めてだったけど、なんかこっちのほうが全体的にいい感じ? それもあってか、凄い人出で前に進めない。催事場のある7Fより下はガラガラなんだけどねえ。
▼今朝地下鉄の中で聞いた、二十歳前後のサラリーマンと同僚らしき関西弁の二十歳前ぐらいのOLの会話。

男「アメリカで赤ちゃんが酵素菌にかかっちゃったんだって。」
女「.......。」
男「......あ、"こうそきん"じゃなくて炭疽菌だね。なんか自分で言っておかしいな、と思ったんだよね。」
女「ほんまぁ。かっわいそー。怖いよねえ。やっぱもうわたし肉食べられへんわ。」

2秒ぐらい満員の車内の空気が凍りついたように感じたが、それに気づくことも無く二人の会話は延々と続くのであった。
風評被害も極まれり。

2001年10月24日(火)
▼モー娘。の新曲は、3回聴いて4回目ぐらいから馴染んできます。最初は、これはやりすぎちゃうか、と思ったんだけどなあ。やっぱ13人ともなると、あーゆう形が正解なのかね。おニャン子の時みたいに、メインとバックをはっきり分けるしかなかろう。それを受けてのユニットがあるわけだからね。
▼最近読んだ本。セバスチアン・ジャプリゾ『シンデレラの罠』。出だしは好み。途中からちょっとダレたかな、自分的には。いまや亜流が出尽くしてる感があるし。そんなに古いという感じはしなかったんだけども。
▼最近読んだ本2。マイケル・フレイン『墜落のある風景』。珍しく新刊だぞ。よく考えてみたら、今年に入って『夜のフロスト』とこれしか新刊読んでない。イライラするタイプのコミカル含みのサスペンスの部分と、ペダンチックな推論の部分が交差する。主人公の行動にイライラしてしまうサスペンスの部分も細部が丁寧で飽きさせない。イコノロジー的な推論の部分にハマることが出来れば、全体的に楽しめるのでは。まずまず面白かった。

2001年11月9日(金)
▼2週間程、風邪気味であった。一応、今シーズン初ではあるが、風邪をひきやすい体質なので、まだまだ要注意である。幸い、今回風邪自体は軽めですんだが、今週頭、体調は最悪の状態であった。直りかけたと思ったら、喉は痛くなる。さらには、出先で車の下を覗き込んで、起き上がった瞬間、首の後ろあたりにどーんとした衝撃が。その2、3日前から、食後等に首の後ろが異様に熱くなるという症状が出ていて、風邪のせいかと思っていたのだが、血圧があがっていたのかもしれない。ぼんやりした痛みは2、3日続き、脳卒中とか脳溢血とか言う単語が脳裏をかすめ、少々怖くなった。血圧は元々高めで、まあこんな身体だから当たり前だろうと思っていたが、前回の健診でも黄信号が出されていたので、年齢もまたひとつ増えたわけだし、そろそろ注意をしておかなきゃいかんかなあ、と思い始めた。親のかかりつけの医者が、血圧計を貸し出してくれたので毎日しばらく計って様子を見ることに。少しその他もろもろの生活環境も見直しつつ、徐々に体質改善に取り組むことにした。当たり前の話だが、食事と運動という奴だね。ちょっと前から、またそろそろ煙草をやめようかと考えていたので、これもそっちの方向で現在身体を慣らしつつある。今までは、こうしたことをすることに自分自身照れてしまうきらいがあったのだが、自分と折り合いをつけつつ、ぼちぼち取り組んでいくとするか。

▼SFをしばらく読んでいないまま2年近く経つ。そろそろ読んじゃどうかとお呼びがかかってきたような気がしたので、とりあえずほったらかしてあった『ハイペリオン』ダン・シモンズに取り掛かる。ここ数十年のベストとの呼び声も高い名作を読むことで、SF魂に火をつけようというわけだ。で、まあ面白く読んだことは読んだのだが、SF魂に火がついたかどうかは、続編の『〜の没落』を読むまで保留。現在は、2年振りに京極夏彦の新刊を読み始めた。まだ最初だが、なんかノラないんだけど。

2001年11月27日(火)
▼うわー、ボヤボヤしとる間に11月も終わるじゃないかあ。師走だ師走。えー、というわけでございまして、このサイトも開設6周年をそそくさと通過しまして、何食わぬ顔で7年目に突入しとります。恒例のサイト改装とかはなし!罰だ。(何の?誰にだ。)
▼その6周年前夜の14日、遂に遂にYAHOO BBからADSLモデムが届いた。申し込みから待つこと4ヶ月半。耐えに耐え、忍びに忍んで....、というか、まあ最初からある程度予想していたから、あまり腹立つこともなかったものの、世の中には発狂せんばかりに怒り狂っているユーザー及びユーザー予備軍も多いと聞く。ウチも名古屋でほぼ最後の未開通局舎であったようで、なんとか年さえ越えなければ、と最近はさらにまったりムードだったので、喜びもひとしお。でも、モデムが届いたからといって安心できん。繋がらずそのまま放置の人々も沢山おいでのようだ。疑心暗鬼で配線を終了。ネットワーク設定を終え、再起動。あっさり繋がる。はえええっ。驚異的なスピードだなあ。でも、これにもそのうち慣れてしまうんだろうなあ。(実際、2週間経ってかなり普通に感じてきている。そのうち、遅く感じるようになるんだろうのお。)まあ、やっと快適な通信環境を手に入れられた。スピードはもとより、やはり常時接続ということが大きい。やっぱ、ダイヤルアップの物理的・心理的な負担は大きいのことよ。パソコンさえつけていれば、スッとネットに入っていけるということの解放感は素晴らしい。これで、更新時にかかる負荷も軽減され、いよいよガンガンと、…。いくわけがないことは、既に2週間ほったらかしてあることからもお分かりであろう。
▼先週の三連休初日の23日は、鈴鹿サーキットに行ってきた。大矢さんにHONDAユーザーの期間限定優待券(入場無料・パスポート半額)を都合して頂いたのだ。前に行った時は、あまり子供が遊ぶものがない印象があったのだが、いろいろ増えているようだ。義妹家族も誘って、ステップワゴンに乗れるだけ乗って出発。結論だけ述べると、結構楽しめた。そりゃあ、ディズニーとかUSJとかに比べるとアレだが、まあ、普通の遊園地としてはいい方なのでは。そういう意味ではもう少し安ければ優。タダで入って半額で遊ぶ身としては文句ありません。
▼ほら、ネタをためるもんだから、書くこと忘れちゃってるじゃん。薄っぺらーな内容のことよ。
▼ここんとこ恒例の最近読んだ本。→京極夏彦『今昔続百鬼−雲』。京極は好きなんだけど、この人のユーモアーとはちょっと合わないかも。シリーズで榎木津のようなのがポツッといるのは効果的だと思っていたんだけど、全部あのパターンで来られるとツラい。饒舌であることは決して嫌いではないし、持ち味のひとつなんだろうとは思うのだけど、今回は空回りっぽいなあ。→チャンドラー『プレイバック』。チャンドラーの長編で、唯一読み残していたもの。なんだろう、全然頭にすんなり入ってこない。『大いなる眠り』の時もそうだったなあ。この2作以外は、まったくそんなことないのに。

2001年12月24日(月)
▼皆様、メリクリスマっす。うわー、ボヤボヤしとる間に今年も終わるじゃないかあ。ってもういいっつうの。常時接続になって、イチオーそれ特有のネットライフを満喫しておりまして、更新がさらにおろそかになっております。いろんなファイルをガンガンDLしたり、ネットゲーム(といってもHanGame行って、麻雀とか花札だけど)についつい繋いでしまったり、そんな他愛もないことで時間をどんどん使っておるわけですが、まあ、そのうち飽きるでしょう。年末年始のTV特番シーズンに入ってきたことでもあり、一体どーなることかと案じております。
▼ボヤボヤしとる間にも、殊能先生の最新作『鏡の中は日曜日』が発売されてしまいました。何かを語ろうとするとネタバレになってしまいそうで、アレなんですが、とにかく清々しい傑作。事前に内容を知らずに白紙の状態で読んだのは『ハサミ男』以来なんですが、またしても、騙され、驚かされ、なんといっても楽しまされました。とかく殊能先生に対しては、「ひねくれ者」とか「斜に構えてる」とかの評価がありますが、もっと純粋に読んで楽しめばいいのに、と思う今日この頃。まあ、構えてしまう気持ちもわからなくはないですが。
▼あとは、山口瞳や中島らも、向田邦子に、読み残していた『さらば長き眠り』原りょう等を読んで過ごしております。今年もほぼ例年同様の読書量だったなあ。週1冊強程なんで、もうちょっと増やしたいなあ。

2002年1月1日(火)
▼あけましておめでとうございます。と、一言言いたくて更新してみたりする。なんだか、年末からあまり年末っぽくなく、正月も正月らしくない感じがしているのはわしの周りだけか。TVも昨今の改変期特番に慣らされた身にしてみれば、さほど特別な感じじゃないし、西友もイトーヨーカドーも元旦から営業してるし、なんか以前の大晦日はこれからちょっとした冬ごもりをするぞってな覚悟じみたもの、昔読んだ『ムーミン谷の冬』でムーミンと仲間たちが冬眠する前のドタバタしつつも何か静謐感漂う気分に似た感じとでもいうのだろうか、そんな雰囲気があったと思うのだけれど、それが年々薄れていると感じている。
▼今年の目標。特にないんですが、もう少し更新してもいいかな、と。「らのとりこ」含めて、何とか週イチぐらいはいじれるだろうと思ってはいるのですが。

2002年2月25日(月)
▼2ヶ月近く「あけましておめでとう」なんてTOPページに堂々と載せておくマヌケをさらすことが、自虐的な快感に変わりつつあったので、大事に至らない前に更新しておく。
▼といっても、近況とか書こうとすると、どうしても体調のこととか書いてしまい、それがまたここんとこ最悪だったから、あまり楽しい内容にならない。
風邪にしては長すぎる鼻炎と喉の荒れから、口腔内が滅茶苦茶な状態で喉あめがないと生きていけない人になってしまっている。昨年のこの時期もそんな感じだったので、いよいよ花粉症になったかもしれないのだが、周りの花粉症の人とタイミングも違えば症状もちょっと違う。検査しようとは思うのだが、バタバタしていてなかなか時間が取れない。年末からずっとそんな感じなのだが、ここ1〜2週間ぐらいがひどい感じ。おまけに腰を痛めて、長時間座っていると満足に歩けないぐらいの状態。接骨院にリハビリに通ったりしております。こっちは大体良くなってきたのだけど。喉が荒れているから、咳が出るのだが、咳をすると腰に響く。くしゃみひとつ出来ない。咳防止に龍角散をなめなめ、腰を押さえつつよろよろとオフィスを歩き回る姿は、自分でも哀れである。おじいちゃんである。東京出張の朝、腰に違和感があったのに、ラ巡り含めて散々歩き回ったのがいけなかったのかもしれん。その東京・横浜ら巡りの様子をまとめようと思いつつもなかなか手がつかない。会社も組織改編だなんだでゴタゴタしてるし、ホント2月は毎年ロクなことがない。
▼ま、そろそろ、ボチボチ。

2002年6月27日(木)【近況報告】として
いやあ、改装中とか銘打って開き直って更新停止してしまうとこうなってしまうことは
わかっていたような気もするのだけど、まあしょうがない。
半年ぐらいおヒマを頂いております。
再開時には日記じゃないパターンで、と思っていたのだけども
やっぱどうなるかわかんない。
この半年はそれなりに忙しく過ごしておりました。体調もすぐれなかったし。
今は、クレイジーケンバンドにハマりかけてます。そんなつもりじゃなかったのに。
名前を結構聞くようになって気になっていたのだけど、聞く機会がなくて
ヨメさんがラジオで聞いて一発で嫌いになったらしく(笑)
興味を持ったのだけど、何曲か探して聞くうちに
トリコになりつつあるなあ。(トルコではない)

まあ、そんなこんなでそろそろリスタートかけたいんだけど...。

 

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