前日にシリーズ一作目を観たばかりだったのだが、まったく同じシーンが同じ撮り方で始まり思わず目をこすった。
今作はそのシーンの後からX-MEN誕生前夜までのことが丁寧に描かれる。
観る前に時代背景も含め、007シリーズを初めとするスパイ映画トリビュート風味と聞かされていたのだが、確かにその側面はあるものの、思ったよりもマジメに撮られていて拍子抜けした部分はある。
まだそれとして分節されていないX-MEN達ミュータントを描くことで、いわゆるマイノリティとしての生き方の選択を巡った映画となっており、意外に重いなあと真正面に受けとめて観るか、ゲイコミュニティと絡めて少し斜に構えて観るかはあなた次第。
単純にキャラ萌えしながら楽しんでも良し、先に書いたスパイ風アクションとして楽しむのも良しで、多様な観方に対応できる作品となっている。
クライマックスのミサイルの進路をグネグネ変えちゃうシーンが意味的にも表現的にも僕は一番印象的であった。