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『まほろ駅前多田便利軒』(2011)監督:大森立嗣

2011年09月09日 / 好み度Bランク / 元記事

まほろ駅前多田便利軒 スタンダード・エディション [DVD]まほろ駅前多田便利軒 スタンダード・エディション [DVD]
(2011/11/02)
瑛太、松田龍平 他

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大森立嗣監督に関しては、前二作を観た限りではいまひとつ苦手。 でもなにかしら気になる監督、といった印象。 今作はこれまで観た三作の大森監督作品の中では一番見やすいと思うが、独特の雰囲気は健在。 それだけに作品の持つコメディチックな要素に関してはうまくスイングしきれてないかも。 ストーリー展開は原作にかなり忠実であり、かえって読まずに観た方がイメージが固定されずにいいかもしれない。 短編連作という形をうまくエピソードの配分に利用して、比較的長めの上映時間ながら興味を持続させる作りになっているし。 原作は薄くBL的要素が意識的にか無意識的にかまぶされており、読者が勝手に入れ込めるような余地が残されていると解釈しているのだが、この映画でもそこを無理矢理掘り起こすようなことはしていない。ただそこに焦点をあてて観る人がいたとしても驚かないが。 その主演二人、瑛太と龍平の演技はそれぞれの持つ個性が存分に発揮されており、ここに関してだけでも観る価値はあり。