『夜のピクニック』恩田陸

夜のピクニック
映画公開を前に満を持しての文庫化で、そいじゃひとつ読んでみるかと。
誰もが誉めてるような気がして、読む前からある程度の期待と安心感を持って読み始めたのだが、あれ...。
恩田陸は、まだ2?3冊しか読んでおらず、そのいずれもがすらすらとリーダビリティが高く、悪い印象は持ってないものの、何かしらしっくりこないものを感じてはいた。
今作も確かに読みやすく、シンプルなストーリーだが、そのせいか加速がついて、うっかり読み飛ばしてしまうほど。引っかかるところが全然ない。
あまり貶すべき小説でもないだろうし、子供が読むと言ったら「面白いよ」といって薦めもするだろうが、僕にとってはいろいろな部分が上滑りしてしまった小説であった。
ある意味、印象がダブる『六番目の小夜子』のほうが僕は好きかな。

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