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【MUSIC】

【MUSIC】
wyolicaを聴くがよい
【00/3/9】

 ここ一年は、オーディオの調子が悪かったということもあり、音楽をあまり聴いてなかった。家の二台のミニコンのカセット録音ができなくなり、のみならず車のカセットも調子悪く、いまだMDを導入していない身としては、お得意のレンタルCDもままならず、かといってCDをホイホイ買うだけの金があるわけもなく、休日の車の中で聴くZIP-FMとTVの歌番組が数少ない情報音源となっておったわけである。

 先日、ひょんなことからCD-Rが手に入り、これでCDがガンガン焼けるということで、すこしづつ音楽復帰をしておる最中である。
 まだまだ世間に追いついてない状況ではあるが、そんな中、最近のお気に入りは、wyolicaのファーストアルバム「Who Said "La La…"?」である。

 【ワイヨリカ】と読むらしい。デビューは昨年の春のようなので、既に知る人ぞ知る存在となっているのだろうが、あいにくコチトラ全然知らなかった。

 女性ボーカルとギターの男のユニット。charaのバックをやっていて出会ったというが、雰囲気もcharaからクセを取り去ったような感じではある。聴きやすいですよ。

詳しい情報は以下のリンクを辿ってみそ。

http://www.asahi-net.or.jp/%7ENS8M-HGC/music-wyolica.htm

 

 

【MUSIC】
《1998 J-POP ELEKING BEST20》大発表!
【99/1/26】

 前からずっとやろうと思ってた企画ですが、毎年毎年ずるずると延び延びになっていた年間ベストテン企画。今年こそはと、とりあえず発表。ボヤボヤしてるうちにこんな時期になってしまいましたがね。
 しかしながら、昨年はここ数年で一番音楽聴く力が弱まってた時なんだけどねえ。だから目新しいものはなしす。ヒット曲の中からビビビと残ったものが中心ですが、レッツゴー!

1:TimingBLACK BISCUITS
弱った。いきなり理屈抜きだ。完璧である。展開、ノリの良さ、親しみ安さ。素晴らしい。飽きない。もっとホメ言葉はないか。別に「ウリナリ」見てないんだけどなあ。
2:LOVE AFFAIR〜秘密のデートサザンオールスターズ
やったね、久々の当たり曲。ファンの贔屓目で2位だ。こういう曲がポカポカ出るとまだまだサザン恐るべしとなるわけだけど、さて。
3:さすらい奥田民生
もっとヒットしてもいい曲だと思うのだけど、何故に。駄目ですか。地味ですか。最近の民夫の曲の中では派手だと思うのだがな。好き好き大好き。
4:requiem for the man of nomadMOON CHILD
カッチョええぞ。ブレイクした後の辛さを噛みしめているのがこの人達。ヒットしなくてもいいぞ。俺がついてる。別にありがたかないか。
5:日影の忍者勝彦日影の忍者勝彦オールスターズ
恐るべし松本人志。とこの曲を聴いて改めて思ったのだが。ここまで不条理なものをメジャーに出来る能力が凄いと思うのだが。売れてるからってだけじゃないでしょ。
6:愛の世界松雪泰子
いやこれいいですよ。あんなドラマの主題歌よりか、ラブコメのテーマソングとして聴きたいね。「うる星やつら」の後テーマなんてポジションぽいね。
7:WONDERING黒沢健一
頑張れ、黒沢。L←→Rなき後もガンガンやっとくれ。というわけで、とりあえず名曲。
8:CRAZY LOVEMY LITTLE LOVER
マイラバも落ち着いてきちゃいましたが、地道にいい曲が多いぞ。陰ながら見守っておる。
9:海とあなたの物語未来玲可
あー、じんべえじんべえ。もう耳タコの曲でありました。小室の曲の中では今年のマイベストとなった。ばかりでなく、この人の声にちょっと魅力。うまいんだが下手なんだか未知数。
10:つつみ込むようにMISIA
うんとこしょ、もう人口に膾炙した曲ではあるが、やっぱ良しとしときましょう。

 後はほとんど順不同ですが、曲名のみ。じゃ、また来年。
11:遠距離恋愛は続く/ホフ・ディラン
12:BABY BABY BABY/真心ブラザーズ
13:パフィーdeルンバ/PUFFY
14:恋をしよう/原田知世
15:ひまわり/奥居香
16:ストロボ/広瀬香美
17:Forget Me Not/Bonnie Pink
18:叫び/野猿
19:海まで5分/森高千里
20:alone in my room/ami

 

 

【MUSIC】
ビリー&エルトン夢の顔合わせ「FACE TO FACE」ライブ
【98/6/8】

 ビリー・ジョエルは、僕が生まれてから多分3枚目にレコードを買った洋楽アーティストである。ちなみに1枚目はダニエル・ブーン(「ビューティフル・サンデー」ではなく、「スカイ・ダイバー」)、2枚目はオリビア・ニュートン・ジョン(「カントリー・ロード」)。ここら辺は小学生高学年ですな。良く考えれば『ヤング720』(だっけか)絡みの曲ばかりである。で、中学に入ってはじめて買ったアルバムが『ニューヨーク52番街』である。これがそのまま「ロック」との出会い、ということになる。当時はそんなこと気にしてなくて、ビリー・ジョエルもポップスだと思って聴いていた。いや、ポップスに間違いはないのだが、「ロック」とは、もっとうるさいもので、自分とは相容れない世界だと思い込んでいた。だから、アバとかウィングスとかビリー・ジョエルを勝手に「ロック」ではない「ポップス」と位置づけて、エアチェック中心に聴きはじめていたのである。「ロック」以外の何物でもない曲を、それと意識して聴けるようになるのは高校に入るのを待たなくてはならなかった。
 話が逸れたが、というわけでビリー・ジョエルは僕にとって、洋楽原点ともいえるべき存在である。どの曲も好きだし、声を聴くだけでとりあえずメロメロになってしまう。さすがに近年の曲は印象が薄いが、声の魅力は衰えていない。
 一方、ビリーより早くスターになっていたエルトン・ジョンには、僕は間に合っていない。だから、「アイム・スティル・スタンディング」とか、80年代に入ってから聴きはじめている。70年代の珠玉の名曲をちゃんと聴いたのは、だから完全な後追いで、ほとんど成人になってからである。しかしながらそのメロディラインには抵抗しがたいものがあり、「ベニー&ジェッツ」「ブルースはお好き」をはじめ、自作の編集テープを作るときは必ずといっていいほど、どれか入れてしまうフェイバリット・シンガーとなっている。
 その二人が、今春来日してジョイントライブをやると聴いたときには、さすがに食指が動いた。しかしながら、現状ライブにいけるような生活形態ではないため、なんとなくあきらめたまま、来日ライブは終わってしまった。その後、雑誌などで演奏曲目をチェックしてフムフムと、冷静に納得していたのだが、先週の土曜の深夜(名古屋地区)、思いがけずこのライブの模様がテレビで放映された。もちろん1時間半足らずのダイジェストではあったわけだが、おいしいところは見せてもらったという感じである。
 というか、かなり感動してしまったのである。ビリーがエルトンの曲を唄う場面がかなりあったわけだが、全然違和感がない。その逆も真なわけだが、とりあえずビリーの声がエルトンのメロディラインにばっちり合っていて、興奮は倍増である。選曲もベスト的な構成であるわけだし、こんな贅沢はないなと思った次第なわけですな。
 特にゾクゾクと来たのはビリー・ソロの「アレン・タウン」と、デュエットの「ブルースはお好き」。特に後者は先にも述べたフェイバリット・ソングなわけで、のたうち廻りました。
 ま、金儲けとかいろいろな批判はあるのでしょうが、「ロック」ではなく「ポップス」を最初に愛した少年の20年後にとって、至福の1時間半となった。
 しかし、やっぱ客先の年齢層は相当高かったな。

 

【MUSIC】
近田春夫の「考えるヒット」を推す
【97/8/12】

 うんと、直接音楽のネタじゃないんだけど、遅ればせながら週刊文春連載中の近田春夫の「考えるヒット」は、邦楽チャートファン必読だぞ。スタートして半年以上経つが、紹介しようと思って忘れておった。
 1ページのコラムだが、毎回ヒット曲を1〜2曲取り上げて、近田流の分析を加える。ここんとこ離れていたかなとはいうものの、近田といえば、この分野では先駆的存在。よくぞ戻ってきてくれました。もうほんと分析が鋭すぎて、ひと昔前の「よいこの歌謡曲」系分析など足元にも及ばない切れ味のよさ。毎回読んでて気持ちよくなります。
 最近では、MOON CHILDを「自己陶酔型」男性ロックグループとは一線を画す職人肌確信犯と喝破した回や、「硝子の少年」山下達郎作編曲はなんなんだの回など、まさに胸のすくような分析が記憶に残る。
 頑張って長く続けて欲しいもんである。業界の注目度はいかに。

 

 

【MUSIC】
97年7月前期ELEKING COUN DOWN
【97/7/8】

 一ヶ月振りぐらいでシングルCDをわらわらと借りてきたので、久々にELEKING COUNT DOWNを行ってみよう!
1.It's Gonna Rain! / Bonnie Pink
 ボニ・ピン今回は、軽いかんじで決めてくれましたけども奥は深いす。
2.Shoobie Doobie Doing! / 鈴木蘭々
 前曲を踏襲したちょっとチャールストン系。この路線がぴったりはまるね。
3.はつ恋 / 小島麻由美
 この曲でちょっとブレイク。変な奴小島。
4.モナムール東京 / ピチカート・ファイブ
 ここまで露骨な歌謡路線のピチカートってひょっとしてはじめて?
5.恋はいつも幻のように / ホフ・ディラン
 ああ、耳について離れないホフの歌声の魔力。ポテチのCM曲。
6.バブルバスガール / コニーちゃん
 カジ君の曲ですが、こりゃいいす。英語バージョンの方がさらにGood!。やはりポンキッキーズは侮れない。
7.Honey / 大貫亜美
 元ジェリーフィッシュのAndyの曲だから、入れぬわけにはいかない。歌声が何故かちょっとピーナッツ入ってます。
8.セキララ〜つぶやきと桜井〜 / フラワー・ジェネレーション
 ここんとこの真心ブラザース関係はハズレがないなあ。つぶやきはどーでもいいとして。
9.玉突き / Great 3
 なんで、こんな変な曲なのに耳に残るわけ。ヒットしなくていいわけ? このヒネクレ者ども!
10.SWEET CANDY / 森高千里
 森高はもうなんていうか出せばスタンダードって感じなんすけどね、俺にとって。

 そのうちアルバムもやります。いや最近全然聴いてないんすけど、たまってるんすけどね。

 

【MUSIC】
MOON CHILDついにブレイクか?
【97/6/8】

 ELEKING COUNT DOWNでも再三取り上げてきたMOON CHILDが、TVドラマ「FIVE」の主題歌「ESCAPE」で、各チャートのベストテン入りを果たしている。おお、やっとブレイクか? という感じであるが、ポスト・ミスチルになる可能性があるグループと思っていただけに、今後の展開が気になる。
 今回の「ESCAPE」は、スパイ物風のイントロをフューチャーしたあざとい作風で、悪くはないが、けっして最高傑作などではない。これをきっかけにミスチル、スピッツの時のように過去作に注目が集まってくれれば(といってもまだアルバム一枚だが)、評価が上がるであろうか。

 

【MUSIC】
鈴木蘭々「Who Who Who」はGood!
【97/5/3】

 鈴木蘭々は好きである。キャラ自体に対しては微妙な所はあるが、少なくとも唄い手としてはかなり好きな範疇に存する。デビュー曲「泣かないぞェ」と続く「なんでなんでナンデ」は筒美京平先生によるアイドルポップ爆発といった感じの曲で、狂喜したもんですが、以降おしゃれ路線に入ってしまって、悪くはないが、なんかなあといったいらだちを感じておりました。
 今回の「Who Who Who」は、作家陣にSMAPの裏方陣を迎えたチャールストン系の軽快な曲。ま、「shake」「ダイナマイト」系の曲であり、SMAPが唄ってもなんら違和感はないであろう。アレンジとか特に。で、また蘭々が実にのびのびと唄っていて、見事にはまっております。何故これがヒットせん。
 そういえばSMAPの新曲は山崎まさよしの曲。あっとびっくり。いつもながら器用なキムタクが唄うと山崎同様の歌い方になってしまっておるが、これはいいのか悪いのか。

 

【MUSIC】
THE POSTMEN「JUMPACK」はいいぞ
【97/3/30】

 シングル「OUT OF FIELDS」がスマッシュ・ヒットになったTHE POSTMENのデビューアルバムを聴いた。あまりにビートルズな部分もありますが、まあ、結構気にいってます。ミスチルの後を追えると思うんだけどな。イマイチ露出度が低いですな。ご存じない方にはファンの人によるページを紹介しときます。曲は聴けないけどね。