1997年5月13日(火)ELEKING'S CHOICE / BOOK
ベア『火星転移』は本格SFの大傑作!
ふう、やっと読んだよ、上下巻800ページ超。でも長さは感じなかった。これを読んでしまうと、やはり『女王天使』は途上の作品だなあと思えてしまう。
グレッグ・ベアの94年度ネビュラ賞受賞作『火星転移』は、本格SF免疫の少ない僕にとって、堂々の殿堂入りを果たしそうである。いやまあ、本格SFって何?って話は、こっちに置いといてだね、ま、つまりその実に読みごたえがあったと、こういうわけです。
お話的にもワクワクと読み進めれるし、壮大なビジョンやハード的な(?)説明も存分に味わえる。中だるみもなく、伏線も端々で利いていて、数々の山場をこさえつつ、それでいて落ち着いた読後感。ああ、傑作だなあ。
最近、ここまで手放しで褒めるのはそうないので、信用して良いよ。『女王天使』も悪くなかったけど、こっちの方が170%ぐらい読みやすい。ま、ひとりの女性の成長物語の側面を持つ構成上、とーぜんなのだけどね。何より表題の「火星転移」のビジョンだけでも、理論はわからんなりに相当クラクラ来た。前情報があっても、なおさらだっただけに、一読をお勧めしておく。
グレッグ・ベアの94年度ネビュラ賞受賞作『火星転移』は、本格SF免疫の少ない僕にとって、堂々の殿堂入りを果たしそうである。いやまあ、本格SFって何?って話は、こっちに置いといてだね、ま、つまりその実に読みごたえがあったと、こういうわけです。
お話的にもワクワクと読み進めれるし、壮大なビジョンやハード的な(?)説明も存分に味わえる。中だるみもなく、伏線も端々で利いていて、数々の山場をこさえつつ、それでいて落ち着いた読後感。ああ、傑作だなあ。
最近、ここまで手放しで褒めるのはそうないので、信用して良いよ。『女王天使』も悪くなかったけど、こっちの方が170%ぐらい読みやすい。ま、ひとりの女性の成長物語の側面を持つ構成上、とーぜんなのだけどね。何より表題の「火星転移」のビジョンだけでも、理論はわからんなりに相当クラクラ来た。前情報があっても、なおさらだっただけに、一読をお勧めしておく。