エレキングブログ前夜
名古屋エレキング倶楽部 ブログ以前の読み物 1997〜2005(再構築版)
1999年11月15日(月)ELEKING'S CHOICE / TV

99年秋の改編:バラエティー新番組はどーなっておるか(その2)

 前回書き漏らした重要なトピックのひとつとして、藤井隆のブレイク、というのがあった。タイトルの一端にその名を冠した『フジリコ』をはじめとして、レギュラーだけでも数本、セミ・レギュラー、ゲスト出演も飛躍的に増えた。ミュージカルの主演やCM出演も含め、大忙しの筈である。キャラクター人気先攻といった感じではあるが、つぶやきシローよりはツブしが効きそう。スポット的には実に使いやすいキャラだからね。

 前回触れた以外の新バラエティーとしてローカルの番組を幾つか挙げておく。『ナイトinナイト』は大阪ローカルの長寿深夜バラエティーであるが、その木曜日がリニューアルし、何故か名古屋でも金曜の深夜に単独でネットされることになった。今田・東野司会の『ナンバ壱番館』である。
 毎回、吉本芸人一組にスポットをあて、『波乱万丈』方式にその歴史をVTRで振り返る。第1回が池乃めだか、第2回が解散したどんきほーて、第3回が西川きよしであった。
 これがなかなか面白い。『わらいのじかん』とはまた違った意味で、吉本総出演バラエティーなわけだけど、『いろもん』でもならした今田・東野の芸人いじりが存分に発揮され、吉本仲間内番組といえば云えるが、大阪ローカルならではの雰囲気にも充ち溢れ、VTRの出来の良さも手伝って、毎回が楽しみである。

 その今田・東野コンビによる名古屋CBCローカルが『ネッパ者』。毎回各種業界の裏側を知る人に電話をかけ、その業界の裏話を聴くというありがちな番組ではある。バラエティー的な面白さにはかけるので、あくまでこのコンビの力量にかかってくるであろう。
 今田・東野とCBCのつきあいは古く、ブレイク前の『正解るんです』から連綿とレギュラーが途絶えない。さらに遡れば、『デイ・ブレイク』や中京テレビの『ラジオDEごめん』から、名古屋レギュラーの歴史は古い。全国ネットではうかがえない雰囲気が残っている。

 バラエティーではないが、CBC金曜深夜の『ベストヒットTODAY』には驚いた。これは全国的にネットがあるようでいつからやってるのか分からないが、CBCではこの10月からだろうと思う。
 何に驚いたかって、これはかの『ベストヒットUSA』の完全なリメイクなのですね。小林克也が自分のスタジオを使って自らのプロデュースで『ベストヒットUSA』を復活させてしまったのである。番組の基本的なフォーマットはまったく一緒。テーマ曲もあのお馴染みの曲なら、決まりのセリフもまったく一緒。いつ間違えて「TODAY」の代わりに「USA」と言ってしまわないか、ハラハラしてしまうような雰囲気である。扱う曲はもちろん最新のヒットチャートなのだが、それでこそ意味がある。単なる懐古、というわけじゃないのだよ。優れたフォーマットは現代にも通用するということなのだろーね。洋楽チャート好きは必見。

1999年11月30日(火)ELEKING'S CHOICE / WEB

『検索デスク』をスタートページに

 こうしてここをご覧になって下さってる皆さんは、当然とりあえずブラウザを立ちあげてから訪れて下さっているわけだが、ブラウザを立ちあげて最初に表示されるページ、すなわちスタートページには何を選択されているのであろう。
 自作のブックマークをスタートページにしている方から、WEB上の各種マイ・スタートページを利用されている方、はたまたブラウザデフォルト(つまりマイクロソフト社やネットスケープ社)という面倒くさがりやさんまで様々であることだろう。
 自分は、ここ数年、会社でも自宅でも『検索デスク』のお世話になっている。
 ここは内外の多数の検索エンジンを一発で検索できるという超有名ページのひとつであるが、それにとどまらず各検索エンジンの動向を調査し、検索率の詳細な調査も含め、各オプションの取り込み等にも目配りの利かせつつ頻繁に更新される丁寧なサイトである。

 見知ったページを巡るのも楽しみだが、やはりネットの醍醐味は検索からだと思う。ひとつのキーワードからまったく知らないページに出会うその瞬間こそが、繋いでいるということの大きな喜びを産みだす瞬間であろう。
 ネット依存症と笑うなら笑えと云いたい所だが、分からないことがあったら、まずネットで検索、というのが近年の行動の指針となっている。ひとつの単語、店の場所、スポーツの結果、あのCMに出てるモデルは誰、あの作家が出した新刊はどこから出てたっけ、この症状は何の病気、昨日見たあの番組が面白かったが他の人の感想も読んでみたい、 などなどなど。このすべての「知りたい欲求」が、この『検索デスク』を出発点に、次々と満たされていく。
 もっとも一発で出したい答えが出てこないことも多い。だからこそ面白いともいえる。引っかかってはきたもののまったく関係ないページが、別の興味や楽しみを引き出してくれることもままあること。「関係があること/ないこと」すべてをひっくるめた意味での関係性が、インターネットを使うということの基本的属性であろう。
 などと、今更ここで私などがこぶしを振り上げてぶち上げるまでもなく、ネット・サーフィンなどという言葉がそのすべてを表している。「情報の海」とやらに溺れる、などと云うことなかれ。溺れるも溺れまいもその人の腕にかかっているのだから。

 ということで、この『検索デスク』は、その出発点としては最適な作りである。1画面での表示のしやすさを考え抜かれたコンパクトな作り、検索画面のみならず、ニュースや生活情報など主要なリンクもすべて納められている。あまりにコンパクトで最初は使い勝手が分からないかも知れない。しかし慣れれば必要にして最小限のものがすべて詰め込まれていることが判るであろう。
 仕事にも個人の楽しみにも欠かせない主要なツールとなるページである。