1998年4月14日(火)ELEKING'S CHOICE / BOOK
今読むか、まとめて読むか『塗仏の宴(宴の支度)』
最近、出遅れるとそこら辺の本屋では買えなくなってしまうベストセラー本と化した京極夏彦の最新作『塗仏の宴』を、やっぱ出遅れて購入、先日読み終えた。今回は遂に上下2分冊ということで、まずは上巻の(宴の支度)。下巻は7月に出るということらしい。
「支度」は、連作短編的な形を取っており、6つの話が微妙に重なり合って謎の核心を巡り廻っているといった仕掛けが妙。読み進むにつれ謎が謎を呼び、解きほぐされたかに見えた謎もさらにまた新たな謎を呼ぶ。ここら辺の仕掛けはまったくもってうまいよなあ。安心して読んでいられる数少ない作家の一人である。
先に「小説推理メフィスト」で発表された2編は、単独で読んでもイケテル京極堂登場編。そんなことだったら我慢せずに先に読んでおくべきだったな。「ひょうすべ」のミスリーディングもうまくはまってる佳作。
そんなわけで、今読むか7月にまとめて読むかは、とーぜん今すぐ読むべし。伏線を忘れてしまう危険性を顧みず、読まずにはいられますかってんだい。「始末」が出るまでに、過去の作品を復習し、人間関係を思い出しておくこと。読み返すのがイヤな人は京極系のサイトを廻って、旧作のおさらいをしておくべし。
「支度」は、連作短編的な形を取っており、6つの話が微妙に重なり合って謎の核心を巡り廻っているといった仕掛けが妙。読み進むにつれ謎が謎を呼び、解きほぐされたかに見えた謎もさらにまた新たな謎を呼ぶ。ここら辺の仕掛けはまったくもってうまいよなあ。安心して読んでいられる数少ない作家の一人である。
先に「小説推理メフィスト」で発表された2編は、単独で読んでもイケテル京極堂登場編。そんなことだったら我慢せずに先に読んでおくべきだったな。「ひょうすべ」のミスリーディングもうまくはまってる佳作。
そんなわけで、今読むか7月にまとめて読むかは、とーぜん今すぐ読むべし。伏線を忘れてしまう危険性を顧みず、読まずにはいられますかってんだい。「始末」が出るまでに、過去の作品を復習し、人間関係を思い出しておくこと。読み返すのがイヤな人は京極系のサイトを廻って、旧作のおさらいをしておくべし。