日記ライブラリー
名古屋エレキング倶楽部 開設期の日記 1995〜2002(再構築版)
2000年2月3日(木)ときたま日記
東海ラーメンMLに流したネタだが、最近ここを更新してないので、手直しして日記としておく。MLメンバーの方すまぬ。かなり手を入れてあるので、別バージョンよ。

 毎年恒例の東京池袋日帰り出張。「PAGE2000」視察である。ついでにどっか回るのが楽しみのひとつ。一昨年は古本屋廻り、昨年はガシャにはまっていたのでフィギュア店巡り、となれば、今年は当然ラーメン屋巡りとなる。

 毎年行っているにもかかわらず、意識してラーメン屋を探したことはない。いや、実はあるのだが、調査をしていなかったので見つけることができなかったのだ。サンシャイン内部で一軒、チェーン店風のそこそこうまい店を 発見したことは前に書いたが、後は「バーガーキング」など名古屋にないファーストフードに入るぐらいが楽しみ。ま、食べることに割く時間もないしね。
 だが、今回はまさに食べることが目的。前夜、とらさんサイ ト初め東京のラーメン情報のサイトを軒並み回って、付け焼刃の予習をする。あるじゃないの、わんさか。池袋も激戦区の一つだったのね。

 食べることが目的といっても、一応出張なわけで、スケジュール的には2、3軒 しか回れそうにない。 候補を絞ることにする。東池袋では、大行列店として名高いらしい「大勝軒」「光麺」「屯ちん」、 西池袋では「麺屋ごとう」「第一旭」(な、なんと)、早稲田の方に廻れれば、「元祖がんこ」、「がんこ十六代」、 新宿に行く時間があれば、激戦区西新宿で「麺屋武蔵」「竈」 などの店を、チェック。ポケット地図に印をつけて準備万端。
 「大勝軒」は、訪問地サンシャインのすぐそば(今まで気づかなかった) ということもあり、超有名店のようで、第一候補だが、2時間待ちはあたりまえ、とのことで無理そ う。 早稲田のがんこ2軒も夜の営業のみということで、帰りのことを思うとスケジュール的に合わなさそ う。 結果として、出張目的前に池袋駅周辺で2店、目的後に西新宿に回って1店ない し2店というおおよその計画を立てる。
  よしよしと満足げにパソコンの前を離れ、明日に備え寝るかとテレビの部屋に入った途端、もろくもその計画は崩れさることになる。
 『トゥナイト2』で、西新宿ラーメン戦争として、候補の2店がばっちり 取り上げられているではないか。その大行列の様子に挫けたのはもちろんのこと、こんなもん放送した翌日にはさらに えらいことになるに決まってるわけで、テレビ朝日をうらみつつ、寝床に入る。まあ、池袋に絞るかな。

 翌朝池袋に到着してすぐ、まずは早めの昼飯として一店入ることにする。東口に出て南に下って西武リブロ横の「光麺」の様子を伺う。 開店前らしいが、店の前に若者中心に10人程の行列。 んー、あとに回そうかな。なんか若者ばかりの列に並ぶのも気が引ける。人通りの多い狭い歩道だし。
  と思い見回すとすぐそばに「ばんかららーめん」、「無敵屋」の看板が。あれ? ここらは毎年リブロやじゅんく堂をチェックしに来てるのだけども全然気付かんかったぞ。 まったくラーメン屋を意識してないわけじゃなかったのになあ、といぶかりつつ、 第2候補として意識していた「屯ちん」に向かう。 ここも既に行列。10人未満のようだし、若者もいるがサラリーマン風も多いので、列に加わる。食券を先に買って渡しておくシステム。 らーめん(中盛り)600円に味玉子100円をトッピング。 並も中盛りも大盛りも同値段、というのはいいよね。
  10分少々で着席。らーめん登場。 「東京とんこつ」のキャッチフレーズだが、豚の臭みがまったくないしょうゆとんこつ。しょうゆだれは、味玉子をつけたパックから丼に入れていた。背脂が表面を覆うものの、どちらかというとあっさり。チャーシュー、めんま入り。麺は平打ち縮れ。見た目はとってもうまそう。期待が高まる。
  で、まあ、うまくはあるのだけど、あまりにあっさりでちょっと拍子抜け。最近、あっさりしょうゆ系を食べることが多く、こってりに飢えていたので余計かも。本郷亭を望んでいたのかな。満腹にはなるが、期待が高すぎてイマイチ。

  時間的にもう一軒を断念し、とりあえずサンシャインへ。展示会なので、中でも歩き回ることになる。人ごみで暑い暑い。これも毎年のこと。 クタクタになり2時半頃、いったん会場を抜け出し、3時終了との「大勝軒」の様子を見 に行く。ほんとに目の前。 高層ビルの間に建つバラック(は言い過ぎだけど)風の古い店構え。とても狭そう。やはり20人以上の行列。これは諦めるしか。
  いつかは食べたいものである。毎年来るところだし。でも、11時-3時の営業で2時間近い行列していたら、出張目的に差し支えおおあり。何しに行っとるんだということになる。無理かな。「つけめん」が売りらしいが、食べたことないぞ。(大学時代、何故か『つけめん大王』の仇名を頂戴していたが)。

 再び目的地に戻り、もう一度ぐるっと会場を廻り4時前に退出。駅前に戻り、再び「光麺」をチェッ ク。行列こそないが、店内に数人待ち人あり。なんかアベック風が多く、やはりおじさんは入りにくいなあ。知らない間に印をつけた筈の地図を落としていたので、リブロで新刊をチェックしつつ、ガイド本を見て「麺屋ごとう」の場所のチェック。「大勝軒」出身で、ほぼ同じ味が楽しめるとある。あの行列を見てしまっては、是非、その味を確かめたい。よく見ると、5時(麺品切れ)終了、とある。30分前だ。ぐずぐずしていられない。急がなくては。

 西口に抜けて、立教大学方面にエッサコラサ。ビルの半地下にある「麺屋ごとう」 は、果たして既に店閉い。がっくし。 店の前には「わざわざ遠くから来てくださったのにすいません」と書かれた黒板が。 わしのことか。わしにあやまっておるのか。「最近は3時頃に品切れになることが多いです」との言葉が書き添えられている。時すでに遅し、だったわけね。
  もう相当歩き疲れていたので、東口に戻るのも面倒臭くなり、電車で移動しよう かとも思ったが、目の前に「柳麺」の看板を発見。よく見ると「ぶしょう 屋」とある。未チェックであったが、なんか聞いたことがあるような気がする。値段も500円と安そう。だが、客があまり入っていないので、隣の古本屋に入ってしばし躊躇。結局、疲労度を考慮してここらで手を打っておくことにする。
 店内はカウンターオンリー、ちょっとしゃれた作り。「柳麺(しょうゆ)」を注文。 出てきた丼には、黒い物体が一面に浮いている。焦げた背脂? 黒ごまペースト?  揚げにんにく? 正解は焦がし葱、であった。苦い。焦がしすぎでは。が、風味があるといえば言える。 チャーシューは薄切り一枚だが、トロトロ系でなかなか。もやしはシャキシャキ。 表面を油が覆い結構アツアツ。ここらへんは「八龍」を彷彿とさせるが、もちろん全然別物。麺は「後藤製麺」という所らしい。縮れ気味だが、表面がつるつる。食感的にはこの手の麺は苦手。 スープは悪くないと思うのだが、焦がし葱の苦さのほうが先にくる。慣れてしまえばクセになるかも。 味噌に合わせるとあまり気にならないかも。卓上に胡椒等一切の調味料がないのは、ポリシーなのか。主人が、見習いらしきちょっとどんくさげな店員 につらくあたっているのが気に障る。雰囲気マイナス3。

 地下鉄丸の内線に乗って、東京駅に移動。八重洲口に向かう。7時半の指定券を買って、ポケモンセンター東京に向かう。娘たちのおみやげ目的である。うーん、全然たいしたことないなあ。思ったより品数が少ないぞ。オリジナルのものもそそるものがない。無理やり、ビニール製のマリル柄ポーチ、オリジナル缶入りお菓子、金仕様トランプ、体洗い用ピカチュウなどを買う。

 時間までにもう一軒とも思ったが、この辺にさしたるラーメン屋はないらしい。銀座の方まで出向く時間はちょっとない。
 地下街にもぐり、大丸等で他のおみやげを買う。新幹線出発前に地下街を右往左往するのもすっかり年中行事。
 少し余裕を持ってホームにあがるも、目的の列車が来ない。あっ、と気付いた時には、既に遅し。ホームを間違えていた。ちょうど到着の列車があり、階段は大混雑。指定した列車が出発する音を空しく聞くはめに。
 仕方なく、次発の自由席に。しかしながら、満席。時間帯的にはしょうがないよね。結局、静岡まで座れず、連結点でビールを立ち飲み。
 帰りの新幹線に座れる前提で歩き回っているので、これはこたえる。 座ったあとは、意識なし。

  名古屋到着。原に10時半着。11時の終バスを待つ間、「らーめんらあめん」に寄って腹いせに一杯。んー、うまい。その日食べた中ではダントツでベスト。なんか、東京へ行ったかいないなあ。
  まあ、大行列店を結果的に避けることになってしまったのが敗因か。店の数とか、店のこだわりとかに関しては、レベルの違いを見せつけられた気はするので、次回に期待しましょ、味の方は。

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このブログについて

名古屋エレキング倶楽部の開設(1995.11.15)からブログ開設前までの日記を、ブログの形に組み直したもの。原典は日記ライブラリー。古い日記から順に読める。曜日は日付から算出した正しい曜日に直してある。

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