で、日記が止まっていた間、なにがあったかということなんだけど、メモをざくっと見返しても特筆すべき様なことはなかったようだ。
相も変わらぬ日常、ってやつだね。
兆し、としてあるのは、今再び自分の中で、とあるブームが来つつあるということであろうか。
ネットを初めてこの15年間ぐらいだけでも、ガシャポン、ラーメンという大きなブームの他にも、ジャズであるとか、未読の名作読み、SF再再ブーム等の小ブームがその折々でやってきていたのであったが、今、キテいるのはズバリ、映画、である。
この2ヶ月で劇場および試写会で見た映画は以下の通り。
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』ニールス・アルデン・オプレヴ
『人間失格』荒戸源次郎
『シャーロック・ホームズ』ガイ・リッチー
『アラビアのロレンス』デビッド・リーン
『七人の侍』黒澤明
最後の二つは、名古屋ピカデリー閉館イベント上映にて。
どちらも大スクリーンで見て良かったとつくづく思える傑作。
それからなんだか火がついて、期限切れになっていた幾つかのレンタル会員カードを更新して、旧作100円レンタルをいいことに、10日ほどの間に以下のものを見た。
『ダーティー・ハリー』(1971)ドン・シーゲル
『ハリーの災難』(1955)アルフレッド・ヒッチコック
『ゴジラ対ヘドラ』(1971)坂野義光
『燃えよドラゴン』(1973)ロバート・クローズ
『愛のむきだし』(2009)園子温
『ヤッターマン』(2009)三池崇史
『3-4X10月』(1990)北野武
どれもこれもオモシロイんだなあ、これが。
特に未見だった『燃えよドラゴン』にはぶっ飛んだ。これは確かに人生変わる人も出てくるわ。
『愛のむきだし』もウワサに違わぬ傑作。役者陣のテンション、レベル共に高い演技が奇跡的に交わって生み出された強烈な世界観。
ゆらゆら帝国のテーマ音楽が今でも脳内に鳴り響く。(って、タイミングで解散しちゃったね)
今、頭の中ではあれも見たいこれも見たい、で大変である。
なんせ、約20年間ぐらいまともに映画館行く習慣なかったし、ビデオやDVD見ることもなかったので、見ていない傑作名作がありすぎるほどある。
同様の状態にあったマンガ、も少し復活気味なんだよなあ、これが。
どちらも読書時間を確実に浸食しているのだが、負けないぞ! (何に?)