2008年11月のエントリー 一覧

『テンペスト』池上永一

テンペスト  上 若夏の巻テンペスト 下 花風の巻
『テンペスト』池上永一
池上永一はいつかは読まなきゃいけないなあ、と思いつつこれまで未読だった作家。
『シャングリラ』とか『レキオス』とかその都度興味を惹かれてきたのだけども、そのままになっていた。
この『テンペスト』も発売当初から話題作となっている。
思い切って先にこちらから読むことに。

おお、こんな感じなんだ。
まあ確かに高低差の激しいジェットコースター的展開の小説である。
滅びゆく琉球王朝の史実を背景に縦横無尽に物語が進行する。
その史実に馴染みがない読者であるほど、この小説をよりファンタジックに受けとめて、絢爛豪華な宮廷世界の描写に翻弄されつつ登場人物達の動向に一喜一憂できるかもしれない。
しかしながら多分にマンガ的な描写・表現が一度気になってしまうと、書き込みの物足りなさや薄っぺらなロマンスや借り物の設定等が透けて見えてきてしまう。
そこをエンタメと割り切って読めば十二分に楽しめるし、そういう意味ではかなり映像作品向きと云えよう。

寧温/真鶴役に一番誰がハマるのか、さっきから考えているのだが最近の女優に疎いし思い浮かばん。
黒木メイサとかかなあ。(もうすぐ川島芳子役やるみたいだけど。)

メモり続けてますよ。

おっと、すっかりサボっちゃってますな。
ここらでブレイク。

メモり始めて、その後どうなったか、というと、続いてますよ。
当初、100円ショップで買った胸ポケットに入るA7の無地のメモ帖を使ってたのだけど、段々日記的役割を持たせた方が書き続けることができそうだ、ということに気づき、とにかくアイディアメモからブログネタから買い物記録から読書記録から食べたもの記録から仕事上のあれこれもなんでもかんでも書いちまおう、ということになって、そんな時に書店で目にしたのが、この本。
情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」
『情報は1冊のノートにまとめなさい』奥野 宣之
パラパラっとめくってみた限りで、僕がやろうとしていたことに非常に近いことを提案していることがわかったので、一読してみた。
結構ヒントになることが幾つかあって、項目に「日時表記」をつける、ということと「分類タグ」をつけるということ、これをアレンジして実行することにした。
次の朝からコクヨのA6の100円ノートを買ってきて、それに移行。
まずその日の日付を書き、以下は時刻表記をつけ、それが何のメモあるいは記録かというタグをつけ、内容を書いていくということをスタートさせた。

たとえばこんな感じ。
081118 火 曇
0800 BO ガム ¥120
0900 BD ミーティング開始
      (ミーティングの内容)
1015 TD アメトーークの録画予約すること!
.......
BOは「買ったもの」、BDは「仕事日報」、TDは「TODO」というタグの略号だ。

本来、この分類は書籍の中ではノートに書いたことの索引をデジタル上に作成して検索するためのものとして提案されているのだが、果たしてそれをやるかどうかはまだ決めかねている。
ある意味、この本の肝とも云える部分なのだが、必要性に駆られないと労力との対比で挫折しそうな部分でもある。

あとは、レシートとか、名刺とか、携帯で撮った写真をプリントしたものとかをガンガン貼り込む。
この時に役に立つのが「貼ってはがせるのり」である。
これと「テープのり」のことについては、別エントリーでまた書こう。

もひとつ、この方法だとノートが1ヶ月に満たないウチに終わってしまう。ある程度前の情報も持ち歩きたいとなった場合、最低でも前の分のノートとの2冊は持ち歩きたい。
そのために、ノートカバーを自作して2in1の形にして手帳風にしてみた。
クリアブックの表紙を切って作ったプラ板をカバー裏に増強してハードカバーにすると、なかなか愛着の沸く出来映えに。
20081121931.jpg20081121930.jpg

これでブログネタもガンガン書き留めて、どんどん更新しまっせー! と張り切ったものの、全然ネタは思いつかず、ブログの更新も滞るはめに(笑。
いやあ、まあ、効果が現れるのはこれからでしょう! きっと。

『イロモネア』(TBS系 11月8日放映)
コンビ芸人でもピンで挑戦するという企画の「ピンモネア」だそうで、先週のサバイバルSPといい、ちょっと企画イジリすぎでは。
そんなに「イロモネア」形式がまだ飽きられてるとも思えないんだけどなあ。
挑戦者は、バナナマン日村、麒麟川島、TIMレッド、トータル大村、トータル藤田、友近、ホリ。
あんまり記憶に残ってないなあ。友近の相変わらずのハートの強さのみ印象深い。
あと川島の自転車のカギ(笑。

『めちゃイケ』(フジ系 11月8日放映)
「寒イイ話」と「中かま騒ぎ」後編。
両方とも人気番組のパロディで芸人暴露話をするという企画じゃん。
でもこれが面白いんだからしょうがない。
今回は控えめながら、鉄壁吉本フォーメーションの中でも品川のフォローツッコミはやはり光るなあ。フジモンもなくてはならない。

『新しい波16』(フジ系)
「なみいろ」と略すらしい。
名古屋では遅れ放映だと思うけど、初回から2週分まとめて見てみた。
といっても初回は、番組紹介みたいな感じで、『めちゃイケ』を産んだ『波』、『はねトび』を産んだ『波8』の歴史を振り返っていたが、僕は結局両方とも見てないねえ。名古屋でもやっていたのかなあ。
だから『とぶくすり』?『めちゃモテ』?『めちゃイケ』の流れに当初全然ついていけなかったんだよなあ。
『はねトび』はネットのおかげで割と初期に気づけたんだけど。
で、2週目からが本番で、TV初登場という23才のコンビ、バース。
4本のコントがあったが、面白い部分もいくつかはあったけどメリハリに欠け、キャラが弱いのが痛い。
少なくともこの時点では素材のまんまという感じ。
このレベルだと真剣に見続けるのはツライなあ。次回以降はどうだろう。

TBS系でこの秋始まったバラエティ2本が、なかなかスキャンダラスだ。

「キミハブレイク」(火曜19:56?)
90年代初頭の大橋巨泉の『ギミア・ぶれいく』の後継番組とうそぶく2時間バラエティ。
テリー伊藤、鈴木おさむ、加藤シルビアの三人がMC。
毎週違う企画を送る初回は伝家の宝刀「徳川埋蔵金」。2回目はショートネタブームに対抗したロングネタ番組、3回目はダイエットもので、4回目の今週が爆笑問題司会の「失敗者のタメになる話」
企画自体は収録、MCの出演は生放送という構成。
今回の目玉はなんといっても泰葉。
爆問司会の収録部分でも大暴れの上、この時期、タイミングで生放送部分にも出演というハラハラ感。
前者では大竹まこと、後者ではテリー伊藤という泰葉と旧知の間柄の介添役がいて、なんとか救われるかと思われたが、ラストのボロボロの唄と生放送終了間際に「パパー!」と叫んだメッセージを見て、やっぱツライものがあったなあ。
あんまり見ちゃいけない感、が残るのよ。

「悪魔の契約にサイン」(水曜 19:56?)
加藤浩次司会で、マツコ・デラックスと小池栄子が脇を固めるチャレンジバラエティ。
まあ「電波少年」的なノリに「ガチンコ」とかのTBSテイストを振りかけた感じといえばいいのか。
で、今回はデンジャラスのノッチが、最近の持ち芸であるオバマのモノマネ(?)の公認を得に、大統領選挙戦まっただ中のアメリカにオバマ本人に会いに行くという企画。
放映日が、オバマが勝利宣言をした当日ということでまさに絶妙のタイミング。
ロケ内容も、たっぷりの緊迫感を含みながらしっかりと結果を残したものとなっており、なかなか見応えがあった。
いやー、これはノッチ、ブレイクだわ。

TVをまったく見てないわけではないのだけど、TV WATCHING DIARYがなかなか書けないね。
というのも、書くために見るという姿勢に陥りがちなので、それはなんともどうもなあ、と。
ブログのネタのために趣味を続ける、という本末転倒じみた事態は、既にラーメンという例で進行中なので、さらにそうしたことを増やしてもなあと思う。
ま、ラーメンの場合も行き過ぎないように気をつけてはいるのだけどね。

てことで、気が向いたときにボツボツと。
秋の新番組で、いまのところオオッってのがないんだよなあ。
「悪魔の契約にサイン」はちょっと気になるのだが、初回見逃したので、次回は見てみよう。
あと、新番組じゃないけど、浜田と東野の大阪ローカルぶらぶら番組「ごぶごぶ」が突如名古屋でも放送開始。
しかも、大阪では月一回放映の筈だが、初回に遡って毎週水曜深夜枠で放映。
おかげで「あらびき団」が木曜に追い出され、しかも2週遅れとな。
しかしながら「ごぶごぶ」放映開始そのものは歓迎。おもろい。

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