2005年6月のエントリー 一覧

サラヴァ !
うーん、ネタがないときは便利だなあ、【今日の一枚】。3日連続でヨロシク。その分ジャンルバラけさせときますんで。
今日は高橋幸宏(ユキヒロ:当時)の『サラヴァ!』。
YMOが流行ったのがちょうど高校の頃。YMOそのものも大好きだったが、どちらかというとその周辺にまつわる諸々を面白がって聴いていたフシがある。
3人のソロ作というのもそのひとつで、当時メンバーの中で一番好きだったのがこの高橋幸宏。
今ではホソノのソロもキョージュのソロも大好物だけど、その頃はユキヒロのソロをメインに聞いていたっけ。YMO以降に出た『音楽殺人』はモロテクノなんだけど、それを聴いて気に入ったYMOファンの友人がこの『サラヴァ!』を聴いて面喰っていたのを思い出す。
『サラヴァ!』はYMO前夜の作で、メンバー全員が参加しているもののテクノポップではなく、いうなればヨーロピアンなシティ・ポップ。
ユキヒロのボーカルと少しアンニュイでかつきらびやかなサウンドが絶妙にマッチ。すべて名曲ぞろいの大傑作で、ホントこの四半世紀で何度聴いたやら。
「BACKSTREET MIDNIGHT QUEEN」、「SUNSET」、「SALAVA!」の三曲を好きな曲として選んでおこう。

QUEEN 「JAZZ」

Jazz
たまに思い出したように聴くQUEENの「Jazz」
たぶん、QUEENをアルバムで自らちゃんと聴いた最初がコレだろう。
もちろん当時から大人気だったQUEENを、中坊であった自分もラジオで聴いたり、友達から貸されて聴いたりしてはいたのだが、その頃は何故か自分をポップス好きと規定してロックを遠ざけていた奇妙なところがあって、能動的に聴くのが少し遅れていた。
このアルバムはかなりバラエティに富んだ意欲作。いろんなQUEENが詰まっているが、どこでぶった切っても金太郎飴のようにフレディ印のQUEENが飛び出してくる。
「Bicycle Race」「Don't Stop Me Now」の2大傑作は何度聴いても飽きずに大好きだが、「If You Can't Beat Them」や「Dead On Time」なんかもいいなあ。
地味な印象もあるが、QUEENを語る上で欠かせない重要作だと思う。

Def Tech

Def Tech
Def Tech
先週の『ミュージックステーション』でのパフォーマンスはなかなかイカしていた。
TVで初めて見るDef Tech。トークでは思ったよりなんかヌルいことを言っていたので心配していたのだが、思わず見入ってしまった。
その良かった印象のまま、しばらく前に一度聴いて置いたままにしてあったこのアルバムをもう一度聴いてみる。
やはり「My Way」の楽曲としての出来が突出しているが、他の曲も聴いてて耳に馴染む。
レゲエの要素も多分に含むだけあって、クソ暑い今夜なんかにはなかなか心地いいんじゃない?

輝く断片
輝く断片 / シオドア・スタージョン <奇想コレクション>
ああ、スタージョンがこんなにたくさん訳される時代が来るなんて! スタージョンの新しい単行本がこんなにずらっと書棚に並ぶ日が来るなんて!
という少し古めのSFファンの感想ももう見飽きた感もあるが、何を隠そう復刊ドットコムに『一角獣・多角獣』のリクエストを出した経験のある私メもその感想を抱く一人ではあるわけで。

学生の頃、人生初の失恋経験の直後に『一角獣・多角獣』を読み、その独特な人と人との触れ合いに関する考察に心打ち震え、それまでの『人間以上』という名作SFを書いた作家という漠然とした認識からMost Favoriteな作家に格上げとなって現在に至る。
奇妙な設定に幻惑されたままボヤボヤ読んでるうちに、突然ガツンと胸の奥の方のとある部分を鷲掴みにされ、そのままどこかに持ち去られてしまうような感覚がこの作家の一部の短編にはあって、人を恋うるような時、人さみしい時にその共振はいっそう高まる傾向にあるのかも知れない。
反面、何かかけ違うと、波長の合わぬままに読み終え、なんだかよくわからないなあ、で終わってしまうこともある。

この『輝く断片』では、後半の収録作になるほどその鷲掴み度は高くなっているようで、現在幸いにも特に人さみしい状態というわけではないにも関わらず、充分に魂が揺さぶられる経験が出来た。
誤解をして欲しくないのは、スタージョンの短編が人恋しい状態を優しく救ってくれるわけではない、ということ。人と人がわかりあえるなんて幻想だ、とも思わされるようなある種の共通理解不可能性の認識が、寂しい心にじんわりと塩を塗ってくれるような、そんな染み込み方をするのだ。

『ルウェリンの犯罪』や表題作は、いずれも再読になるが、やはりそうした思いを新たにできる傑作であると感じた。


先週日曜日の記事でも少し触れた、これが三女が今ハマっているSEGAの『オシャレ魔女ラブandベリー』である。
スーパー等のゲームコーナーや玩具売場などに設置されている。
昨年辺りから『ムシキング』という同種の機械に男子小学生が群れ集っているのは気づいていたのだが、女児向けのこの機械には最近まで気づかなかった。どうも昨秋にリリースされていたようで、既にブームになっている模様。

100円を入れるとまずカードが出てくる。そのカードは、「ヘア&メイクアップカード」「ドレスアップカード」「フットウェアカード」「スペシャルアイテムカード」という4種類のオシャレまほうカードであり、バーコードが付されている。
それを機械のバーコードリーダーに読み込ませることによって、そのカードのアイテムで主人公の女の子『ラブ』か『ベリー』がドレスアップ。
その組み合わせでオシャレパワーが変わり、「ダンスステージ」でのいけてる度に影響する。ここでは、音楽のリズムに合わせ、ボタンを叩くという「太鼓の達人」伝来のゲームとなるのだが、いけてる度がライバルより上回ると勝って次のステージに進めるという仕掛け。

「着せ替え」に「カード集め」を足して、「太鼓の達人」風で遊ぶという、こりゃまあ少女に人気出るわなあという内容。
休日のスーパー等のゲームコーナーで、子供達がカード握り締めて群がってるのですぐわかる。男の子が集まってる方が「ムシキング」で女の子が群がってるのがコレ。
今日も30分待ちとか2回もさせられたとです....。


星ヶ丘から自由ヶ丘にかけての所要を済ませた後、パンをどこで買うかということになり、久しぶりにマ・メゾン元町ベーカリーにでも行こうかと本山から東山公園に向けて車を走らせていると、すかいらーくガーデンだった場所がジョナサンに変わっているのを発見。発見というか今週号だかのTokaiWalkerのNewOpenの記事を見てそのことは知っていたのだが。
すかいらーくガーデンは名古屋には他になく、結構お気に入りだったので、残念に思う気持ち半分、遂にジョササン上陸かあ、と名のみ聞いていたファミレスの登場に少しワクワクしていた。
ここでこの"ワクワク"に関し少し補足説明をさせて頂きたい。
ちなみに基本的にワシ自身は、すかいらーくガーデンは別格だがファミレス全般はあまり好きではなく、進んで行こうとは思わない。あまり好きではないというものの、"名古屋初上陸"などというオプションがつけば、新ラシ物好きであるという基本属性が勝ってワクワクする、とこういうわけだ。どうでもいいですか。
いつからかなあ、と思っていたら偶然通りかかって、既に営業している様子。というか本日OPENだったと後でわかるのだが。
それだけなら通り過ぎるのだが、なにやらパン屋が併設営業している様子。予定を変更し、車を引き返し覗いてみることに。
へえー、さすがジョナサン、パンも売ってるんだー、と感心しつつ入店したのだが、これまた後に調べるとジョナサン ブレッドといって併設店舗としてはまだこの東山公園店が全国でも5店目とのこと。
早速、アホほど買い込むパン道楽の我が家。
パンの種類はそこそこ。見た目はおいしそう。値段は標準より安いなあと思うものもあれば逆に高いと思うものもありで、よくわからない。
ただ、レジ係をはじめフロアの店員の人ことごとく好印象。接客のレベルが高い。OPENということで本部から応援が来ていたのかも知れないが、アルバイト・パートレベルのものではなく、プロの接客を見た感じ。
OPEN記念で、折りたたみ椅子をもらって帰る。その記念品も『もしお邪魔でなければ...』という渡し方で、これまた好感度高し。

さらに調べると、ジョナサンとすかいらーくガーデンは姉妹店の関係にあるのだね。じゃあ、ファミレス部の方にも期待しておこう。また、そのうち。

Musical Batonやっとけー

僕の見回ってるサイトとかでは、ここ1週間以内でよく見かけるようになったMusical Baton。
質問内容自体は他愛もないものだが、イヤーみんなネタ困ってるんだよなあ、わかるわかるその気持ち。ワシなんかも毎日11時30分を過ぎても頭の中真っ白で何も浮かんでこない状態でも無理やり『新規エントリー』画面開いて、文章たたき出してる有様なんで、いるかさんからそこはかとなくご指名頂いたのをいいことに、ワラにもすがりつく思いで早速答えさせてもらうことにする。
しかしいるかさん自身はバトン受け取りを拒否して回答してないっちゅうのに、コレはバトンを受け取ったと言えるのだろうか! でも実は某SNSとかでも、まいさんから回して頂いたりしてるので、いいのだ! ということにする。

●Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
複数のHDに散らばってるのを合わせて計算してみたら、105GBだって。うーん、もっとこまめにDVDとかにバックアップしよさー。

●Song playing right now (今聞いている曲)
タモリ
タモリ 1st
さっきまで近田春夫&ハルヲフォン 『COME ON, LET'S GO』を聴いていたのだが、流れでコレを聴いている。何の流れなんだか。
いやあハナモゲラ新鮮だなあ、久々に聴くと。
まあ、約30年前のタモリの声の若いこと。記憶よりかなり印象違いますよ。
は! コレは『曲』なのか!

●The last CD I bought (最後に買ったCD)
コレ、正確には覚えてないです。どれになるんだろ。
まあ、昔からレンタル専門の人なので、滅多に買うことはないんだけど。
うーん、なんか中古だと思うんだけど、どれだろうか。

●Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)
コレはちょっとカンタンに答えられないですねえ。
まあそのときの気分とかもあるし。まあ、今思いつくバージョンだと

・Xanadu / Olivia Newton-John & ELO
・ABCからZまで / クレイジーケンバンド
・Inca Roads / Frank Zappa
・ホンダラ行進曲 / クレイジ?キャッツ
・100%男女交際 / 小泉今日子

とかにしとこうか。明日選んだらまったく変わるんだろうけど。

●Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)
ダレでもいいんでしょ、ダメ?
・小泉純一郎
・ハイデガー
・南州太郎
・佐野実
・マイケル・ジャクソン
に是非聞いてみたいと思います! まったく面識はありませんが、ヨロシク!

壊れる家財

うちのビルトインコンロの調子が悪くなって、修理してもどうかなあ、ってことで買い換えることになった。
うーむ、なんかここのところ立て続けに生活用品の大物が壊れ続けているのだが。
このマンションに越してきて8年を過ぎたところだが、ここ1?2年の間に、クーラー、風呂釜、冷蔵庫とどんどん壊れ、で、コンロである。
コンロといってもビルトインタイプはプチ・リフォームになるので、工事費込みで10万前後の出費となる。
日常生活にも汲汲としておるのに、もうわしゃかなわんわー。
と型通りボヤいておいてと。

修理と買い替えの価格差があまりなかったりするので、結局いろいろ考えて買い替えという事態に至るわけだが、販売店ひいてはメーカーの計略に乗せられているのではあろうけども、新しいものがやってくるのはやはりそれなりにワクワクする。

しかしそれらに比べテレビが結構もっているなあ。前の家からだから足掛け10年ほどになると思うのだが。
丈夫だなあ。そろそろ壊れ、ない、かなあ...。

PICTURESQUE COLLECTORS’LAND(紙ジャケット仕様)
一昨日予告した『elekingの100枚』ですが、こう区切ってしまうと身構えてしまってやはりなかなか書けそうにないので、とにかくその日聴いたアルバムを書き散らすエントリーにしようかと思います。

で、今日の一枚はザ・コレクターズ『幻想王国のコレクターズ』
久々に聴いたな。
コレクターズには一時かなり入れまくっていた。もう20周年もそう遠くない大ベテランだが、その歴史の中でもごく初期の所謂テイチク・イヤーズ、中でもセカンドの『虹色サーカス団』、サードの『ぼくを苦悩させるさまざまな怪物たち』とこの4th『幻想王国のコレクターズ』にかけての頃。
アルバムとして一番好きなのはサード。今手元にないので、代わりにサードのテイストも少し残るこの4thを聴いてみた。
多彩な楽曲。歌詞がしっかり頭に入ってくる。そして耳に残るメロディ。
やっぱいいわ。独りで盛り上がる。
ベスト3曲は「S・P・Y」「僕のプロペラ」「地球の小さなギア」ってことで。

BOOK OFFには大変お世話になっておる。
とにかくここの100円文庫コーナーが、現在のワシの読書を支えているといって過言ではない。
100円コーナーを目を皿のようにして眺め回し、その時の自分に引っかかる本をpick upしていく。10冊買っても1000円だもんね。ホクホク顔でいつも店を後にすることになる。

だが、ホントはあまりBOOK OFF好きではないんである。
理由はイロイロあるのだが、まず店員の大声張りあげ挨拶。客に目を向けるでもなく、本の整理をしながら突然『いらっしゃいませー!』と叫びだす。一人が叫ぶとそれに呼応するようにして他の店員も競うように『いらっしゃいませー!』と叫ぶ。
店舗によって特徴があるようで、あまりコレがない店舗もあるが、僕がたまに立ち寄る「滝の水店」や「いりなか店」はコレが激しい。

あともうひとつ。エンドレスで店内に流れる清水国明のCM。
あのオッサンの独特のイントネーションが非常に耳に障る。
昔から不思議に思っていたのだが、あれ何弁なの?
勝手に関西出身と思ってたけど、京都産業大学出身なだけで原田や鶴瓶は関西人かも知れんが、清水も関西人とは限らんなあ、確かに。
と思って、調べると福井出身だそうなり。しかも相当な山奥だそうで。
普段福井弁に触れる事があまりないのだが、モー娘。の高橋愛も確かに相当なイントネーションだったものなあ。
でも、その中でもちょっと独特ってことないですか。清水国明のイントネーション。

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