声が出ないんである。
風邪気味といえば風邪気味ではあったと思うのだが、特に諸症状があったわけでもなく至って健康と思っていたのだが、一昨日普段と違う場所で半日作業をした後で、どうも喉がイガイガするなあ、と。
それでも別に痛いわけでもなく、そのまま寝たのだが、昨朝は妙に体がだるく、珍しく2度寝をしてしまった。
昼にひとつ用事を片付けてから、夕方からの飲み会に参加した。
楽しく会話をしていたのだが、1次会から2次会に場所を移してしばらくして、突然声がかすれ、出なくなった。
あまりに突然で自分でもビックリしたのだが、周りの人もビックリしたであろう。
寝れば直るかなあ、と思って一夜明けても、さらに出なくなっている。喉に痛みとかまったくなく、左程違和感もないままに声だけ出ないのだ。
会社に行くと、大変不便である。朝礼で声を出せない。指示が出来ない。挨拶に返事を返せない。一番困るのは電話に出られない、ということである。電話を取って、こちらで必死に話そうとしていても、向こうには無言に聞こえるというわけである。
この状況で人と話をしていて面白いなあ、と思ったのは、こちらが出ない声を抑えてささやき声で話をすると、相手もささやき声になってしまう傾向があるということである。これは内緒話の癖によるものであろうか。
参ったなあ、と思いつつ仕事を終え、薬局にのどスプレーを買いに行った。
えらいもので、のどに吹き付けると一時的に声が復活はする。だが、ホントにその一瞬だけでまたすぐささやき声しか出せなくなる。ただ、吹き付けるたびに喉につかえている何かが少しずつ溶けていくような感触はある。
この調子で、明日は声が出せるといいのだが。
ただ少し熱っぽくなってきたし、他の症状が出なけりゃいいけど。
ささやきて候。
Track Back
- Track Back URL