昨日行った恒例の池袋出張だが、内容は機材展視察。
行くと午前中から夕方まで、会場中をくまなく歩き回り、見知った顔と出会えば挨拶を交わし、気になった展示があれば足を止め、営業マンにつっこみを入れ、とそれなりに忙しい。
とにかくずっと歩き回るので足腰の負担が大きい。日常は座り仕事だからなおさらだ。
それであっても、任務終了後のラーメン食べ歩きは欠かせない。
昨日などは幡ヶ谷の某店に振られ、第2候補の方南町の店まで歩くことにしたのだが、直線距離で2kmだしたいしたことないと思ったのだが、恐ろしい寒さにさすがにメゲた。ただ、普段絶対歩かないような東京の裏通りをぶらぶら歩けたのは収穫。真っ暗だったけど。
で、到着した第2候補には15人近くの行列。
こう見えて、実はあまり行列が好きではない人なので、4?5人以上の列(場合によってはそれ以下でも)があるとパスしてしまうことが多いのだが、さすがに引き返せない。
しかもその15人ほどのうち3歳以下と見られる子供が5人含まれるのだ。絶対時間がかかりそうだ...。
どうやら列の大半が近所の若奥さんグループで、子供を引き連れて食べに来ているらしい。
しかも後からわらわらとそのグループの仲間がやってきて、列に合流していくのだ。
一人で待っていたかのようにみえた男性も、順番が来ると近くの停めた車から連れの女性が2人ほど出てきて一緒に入っていく。寒いからだとは思うが、これではいったい前に何人並んでいるのかわからない。
そんなこともあり、又小さな子供を寒風吹きすさぶ極寒の夜空に並ばせ、又マナーもちょっとなっていない部分もありで、このバカ母どもが、とちょっとムカつきながら列に並ぶこと40分以上。
前がやっと6人ぐらいになったところで、その店の店主が外から帰ってきて中の様子を見て、馴染みである様子のそのグループの人たちに一声かけた後、席が半端に空いてるからお一人さんどうぞ、と声をかけてくれる。
するとその若奥さん達もにこやかに「お先にどうぞ」と声をかけてくれる。
いやあ、いい人達じゃないか、バカ母などと心の中でなじって済まなかったと、頭を下げて、礼を言った後、一足先に暖かいラーメンにありついたのであった。
まあ、行列にいらついていたこともあるので、そんな表現をしていたのだが、神田川がそばを流れる街の雰囲気と、その店が近所の人に愛されている様子が垣間見えたりして、ちょっといい経験をしたなあ、と思ったり。
寒さも最高の調味料となり、何よりウマイ味噌ラーメンでした。HOLIDAY@方南町。
Track Back
- Track Back URL
Comments [4]
凄腕さん
店員さんのちょっとした心遣いがありがたかったりします。
こんなお店はファンになっちゃいますね。
elekingさん
この店、三毛作の店なんですが、ちょうど買い出しから一番の大将が帰ってきた時に状況を見て取ってくれたらしいです。
助かったー。
リーマンラーメンさん
お疲れさまですー。奥様方への心の声、超現金な切り替えの早さに笑っちゃいました。自分は行列に慣れてないんですが、東京って何するにもホント並びますよね。しかしラーメン、羨ましいッス。マジそれだけの為に転職してやろうかと画策中。今の会社、東京支店が何故か千葉県にあったりして全く使えません。elekingさんイイナ?。
elekingさん
いや、僕も一年に1?2回程度ですよ。しかも日帰り。
その数少ない機会をいかに活かすか....。
今回は、半数をちょっと安易に走りました。