さて、6巻の最後で小林が登場して、山田が野球を辞めた理由が語られる。そして7巻は山田が再び野球をやることを決意すると共に、鷹丘中学野球部の復活が語られる。
ここで殿馬が登場する。ドカベンのキャラというか水島新司の描くキャラは昔も今もあまり変化しないのだが、この殿馬は後年よりも随分ブサイクキャラになっている。
ああ、生徒会長も野球部入ってたなあ、とか、三つ子いたなあ、とかやはり懐かしい。
8巻から9巻にかけて小林率いる東郷学園との試合、そして不知火の登場、雲竜、里中の登場を経て、10巻遂に明訓高校編がスタートする。
この9巻から10巻にかけてのライバル達が山田の高校進学をしつこく勧めるやりとりの辺りから明訓入学野球部入部の辺りがかなり懐かしい。好きなシーンが多く、覚えている印象的なコマも多い。山田が空き地で不知火の球を初めて打った場面(その球は雲竜が受け止める)とか、土井垣のサク越えの球を山田が物干し竿2本にくっつけたミットでキャッチする場面とか。
いやあ、佳境に入ってきた。
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