The WHO "Who's Next "

【今日の一枚】とは別に、僕にとっての定番、名盤と認定できるアルバムを違うカテゴリーで取り上げることにする。
【今日の一枚】で取り上げていたアルバムも後で、何枚かこのカテゴリーに移す。

Who's Next
前にも書いたように、洋楽好きではあったものの"ロック"に奥手であった高校時代の僕が、目覚めかけるきっかけになった盤。
ヒットチャートを追いかけていた毎日、ふと耳に入った曲がやけにカッコ良くてえらく気に入った。それが、The WHOの"You Better You Bet"で、81年の"FACE DANCES"からのシングルカット。
キース・ムーン亡き後の後期フーの一曲だったが、それをきっかけに名のみ知っていたこのバンドに興味が湧き、"WHO ARE YOU"(78)とこの"Who's Next"(71)の2枚を輸入盤で衝動買いした。
特にこの"Who's Next"にレコード針を降ろして最初の曲"Baba O'Riley"のイントロが流れてきた時、なんだかゾクゾクする感じがしたのを覚えている。
何かが始まる前の、突き抜けたような開放感、そんな気分を味わった。
全編捨て曲なしで、もう何度聴いたやら。
最後、名曲"Won't Get Fooled Again"(無法の世界)にシビレテ締めくくられる。
ちょっと後にデニス・ホッパー主演の映画「アメリカン・ウェイ」(86)で、この曲が効果的に使われていたのが印象に残っている。
他のアルバムも概ね聴いているが、改めて聴くとやはりこれが一番かなあ。"Sell Out"(67)も好きだけど。

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