FNS歌謡祭をチラ見。
あれ、楠田枝里子はいつからいなくなったんだっけ。(今調べたら昨年度から)。
黒木瞳&草彅剛に変わっても、司会進行のビミョウな空気は変わらないなあ。これは川端健嗣アナの空気なのか?
「今年はどうでしたか?」に代表される間口の広すぎる質問をボツボツと歌手に投げかけ、答えにくい質問に彼らが難儀してひねり出した答えに対し「それはすばらしい!」とかのおざなりなフォローを入れるだけで、基本ほったらかしの司会陣。
ゴールデンという華々しい時間帯で、これほど広がらないトークも珍しい。気乗りしないゲストの時のタモさんでさえ、もう少し広げようとしてるっつうの。
さしもの高島彩もなすすべなしの状態である。
この曲間のトークのぎこちなさが『FNS歌謡祭』の味、ともいえる。思えば、川端アナの前任の露木アナにしても同様の空気であった。ワザとか?
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久しぶりに10ccの『都市探検』を聴く。これは僕がリアルタイムで聴いた初めての10ccのアルバムであり、たぶんゴドレイ&クレーム時代の名盤を聴くに先駆けて聴いたアルバムでもある。
このアルバムを出した後、スチュアート&グールドマンの10ccは沈黙に入るわけであり、一時はラストアルバムの位置づけであった。(後に復活してアルバムを出した)。世評もあまり高くなかった筈。
これが、聞き直してみるといいんですよ、思い入れだけでもないと思うのだが。代表作達にひけをとらないのではないかと。
クールなピンと澄んだ空気を感じる音、邦題はなかなかよく似合っていると思う。