東京行 1日目・2日目

ええっと、無事帰って参りました。
8日朝は普通に出社して、午後より池袋に向かい、注目していた新店でさくっと昼飯をとった後、東池袋のまもなく消えゆく老舗の大行列を眺めて、サンシャインに入る。
展示をざっと眺めたあと、夕方のコンファレンスを聴講して、西池袋のビジネスホテルにチェックイン。
昨年振られた幡ヶ谷の店が是非食べたかったので、それから夕飯がてら出陣。
昨年も行ったはずなのに新宿から幡ヶ谷への乗り換えに手間取ったものの、無事到着。
この店のある商店街が非常にいい雰囲気で地元の人が実にうらやましい。
名古屋には今ちょっとないイキイキした地元に密着した昔ながらの商店街のたたずまい。
ラーメンにも満足して、新宿に戻るがアテがなく、うろうろ。
渋谷に出ようと思って山の手線に乗るが、気が変わり、池袋方面に戻る。
大塚まで通り過ぎて下車して、駅前の一軒に寄ったのち、池袋に戻って少し夜の街をぶらぶらした後ホテルへ。

ホテルの立地そのものが西新宿のラーメン屋密集地のど真ん中にあるのだが、それ以上にポン引き、客引きの類が多く、適当にかいくぐりながら宿へ。
後は、部屋でビール飲みつつTVをチラチラ。

オビラジR”を見ることができ満足。
40過ぎの親父が見る番組ではないが、まずまず面白い。
ちなみにこの番組を検索している途中に見つけた記事。笑えるが、マニア的に深刻なのもわかる。

9日はちょっとゆっくりチェックアウトして、前から行きたかった隣町駅の店が朝早めに開店するので、そこで朝飯。多治見の人気店の修行先ということで、確かに麺にその原型をみることが出来た。
ジュンク堂でこの朝上京した後輩と待ち合わせして、二日目の会場へ。
展示をざざっと駆け足で見ると、午後からのセミナーの時間。
セミナー後、それから別のセミナーに出る後輩と別れ、もう少し展示を廻ってからサンシャインを退出。

池袋から(よく考えれば東池袋から乗ればよかったのだが)、飯田橋へ出て、神保町へ向かう道すがら、九段下の超人気店を通りかかると4、5名ぐらいの待ち。
これぐらいなら、とその後に並び、しばらくして後ろを振り返ると30人近く並んでるし。

その後、ひさびさに神保町を歩く。
その昔は、僕にとって東京といえばここ、というぐらい必ず訪れた街だったのだが、近年ご無沙汰であった。
変わった店も多いが、変わらない店もまだ多く、やはり落ち着く。
若い頃は一軒一軒古本屋を覗いていったものだが、さすがにそんな元気はない。
東京堂に久しぶりに寄るが、友人に聴いていた通りレイアウトも雰囲気も少し変わっていた。
それでも結構な時間を過ごす。
この後、単身赴任中の学生時代の旧友と落ち合うことになっていたのだが、彼の会社終わり待ちの間に、もう一人会う予定になっていた別の在京の旧友と先に落ち合うためにお茶の水に移動。
二人で駅そばの店で近況を語り合いつつ、もう一人を待つことに。

話を聞いていると、フリーランスの本業の傍ら、学生時代からずっと続けている音楽もどんどん本格的になっており、現在は演奏よりも裏方的仕事に廻っていて、明日もプロデュースしている女性デュオのレコーディングのチェックを世話になってるミュージシャンにしてもらうため、残った作業があるので早めに失礼するとのこと。
さらによく聴いてみると、そのミュージシャンとは直枝政太郎氏であることが判明。度肝を抜かされる。
カーネーション大好きなんですけど。
で、その女性デュオのHPがこちら。AGEHA、なかなかよろしいんじゃないでしょうか。彼も言ってたけど一頃の矢野顕子風味もあったりして。応援しましょ。

と、そんなこんな話をしているウチに、もう一人登場。
しばし3人でさらに飲んだ後、テクニカルライター兼ミュージシャンの彼と別れ、二人で電車で御徒町へ向かう。
雨そぼ降る中、アメ横のガード脇に出ている屋台に潜り込んで、焼鳥、おでんでコップ酒を痛飲。
ビニールシートから雨がぽたりぽたりと身体に落ちてくるが気にせず飲む。
途中、連れの屋台仲間のおトーさんも登場して、たまたま居合わせた年齢不詳の坊主頭の二人連れの男性客とかも一緒になってわいわい飲む。
普段、日本酒はほとんど飲まないのだが、暖冬とはいえ小雨の夜の外気が寒いので、熱燗にしてぐいぐい飲む。

そうしていると、連れの携帯に着信。
勤務先に出入りしている業者の人からで、どうやら近くで飲んでいるということで、こちらへ「いらっしゃいませんか」ということらしい。
「連れと飲んでいるので」と言うと「その方もご一緒に」ということで、本当に若い衆が屋台まで迎えにやってきてしまう。
わけのわからないまま、酒も結構入っているので気が大きくなっているし、そのままついて行くと、そこは上野のパブラウンジ。
思いっきり「接待」な状況である。
そこには若い衆の上司や、さらに連れもまったく初対面の別の「接待されている」人がいて、もうなんでここにいるのかよくわからないままに開き直って、作られる水割りをガンガン飲む。
連れのキャラもあり、それなりに盛り上がり、そろそろということで店を出る頃にはすでに午前3時半近く。

そこから、湯島の連れの下宿までふらふらと歩いて帰ると4時近く。
シャワーだけ浴びさせてもらって、バタンと床に転がる。

3日目はまた明日にでも。

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