相変わらずネタがないので、ここ1ヶ月で読んだ本を列挙。
『猫と庄造と二人の女』谷崎潤一郎/『男気万字固め』吉田豪/『夢を与える』綿矢りさ/『クラシックBOOK』飯尾洋一/『われらの時代』大江健三郎/『肝臓先生』坂口安吾/『十八歳、海へ』中上健次/『あらゆる場所に花束が……』中原昌也/『宴のあと』三島由紀夫/『方法序説』デカルト/『門』夏目漱石
『門』はまだ読みかけなので、以上の中でもっとも良かったのは『宴のあと』かな。小説でしかなしえない芸術性みたいなものをカンジマシタ。
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『クラシックBOOK』は、クラシックサイトの老舗というかインターネット黎明期から続くマニア情報サイトの鑑CLASSICA主催者、飯尾洋一君の初の著書。メデタイ。サイトでおなじみの軽快な語り口はここでも快調! 僕がいまだ踏み込むに至らない唯一の巨大音楽ジャンルではあるが、むらむらと聴いてみたい気持ちも...。
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ここ2?3日、矢野顕子をまとめて聴いている。実は好んで聴いていたのは「ごはんができたよ」から「WELCOME BACK」のあたり。それ以降はざっと聴いてはいるけど...、って感じだったので、そこを中心に。