ひさびさに読書メモ。6月分って感じかな。
いつものように単独で紹介したものや、読みかけのもの等は除く。
『小僧の神様 他十編』志賀直哉
ふーん、こういう感じか。
『独白するユニバーサル横メルカトル』平山夢明
この手の話が苦手なわけじゃないけど、なんとなく合わなかったな。
『誤読日記』斉藤美奈子
小気味いいね。
『文学賞メッタ斬り! 受賞作はありません編』大森望 豊崎由美
祝! 定期刊行化。
『サマーバケーションEP』古川日出男
初古川。不思議な浮遊感。
『ノルウェイの森』村上春樹
春樹ファンだった当時、ベストセラーになったのが悔しくてこの作品だけ読み逃していたのだよな。
二十年目にして読んだわけだけど、まあ、普通によかった。
『パルムの僧院』スタンダール
一度目は三、四十ページほどで挫折。今回は、そこを無事通過するとぐいぐい引き込まれたものの、また上巻の後ろの方で失速。なんとか下巻に入り、脱出劇近辺でまた引き込まれ、また後半少しダウンして...。といった感じで、ノレたようなノレなかったような。文章の密度が均一でないような気がするのだけれどそのせいだろうか。
『GO』金城一紀
これはなかなかよかった。つるっと爽快に読めた。
『異邦人』カミュ
今頃読むのかよっ!
『SPEEDBOY!』舞城王太郎
うむむ、すでに内容を忘れかけているぞ。こちとらも凄いSPEEDで読み飛ばしたからなあ。
『沖で待つ』絲山秋子
割と好きなんだけど、ディテールで惜しいと思うところがいくつか。