今日は携帯に「SOUL電波」をやっと入れて、会社の行き帰りにステレオイヤホンで聴いてみた。
あたりまえの話だが、集中して聴くとまた違うねえ。いろいろ発見がある。
「路面電車」も改めて歌詞をじっくり味わいながら聴いて、さらに好きになった。
まさに冥界ファンタジーというか、横山剣版『銀河鉄道の夜』とでもいうか、ひとつひとつの言葉からイメージがどんどん広がっていくマジック。
とはいえ着飾った言葉が並べられているわけではない。
ヨコワケ、スリッポン、カミナリ族、お盆休み、お墓参り、野菜で動物作り、リーゼント、パチンコ、麻雀、競馬...。
こんな単語からどうやってこれほどファンタジックなイメージを想起させてくれるのだろうか。
「タオル」にしたって、サビの部分の歌詞が「柔軟剤」ですよ、まったく。
これだけウタモノが好きな割に、基本的に歌詞があまり頭に入ってこないヒトなんだけど、CKBは別格。
僕にとって、もっとも「詩」を感じる詞なんだけどなあ。
もちろん、曲との相乗効果を産み出してるとも思うけどね。
「生きる。」なんかある意味非常にクサイ詞なんだけども、ジンときてしまうのはあの曲と歌唱があってのことだろう。