これでいいのだ。

赤塚不二夫の葬儀が本日行われたという。
タモリが弔辞を読むと聞いて、そりゃそうだろうと思い、そうでなくてはと深く納得した。
最近の若い人にはあまりピンとこないのかもしれないが、タモリといえば何はなくとも赤塚不二夫である。
密接な関わり合いがあるという言葉では尽くせないものがある。
では、どんな言葉で説明すればよいのか。
その答はタモリ自ら、今日の弔辞の締めの言葉で語っている。

弔辞を期待して待つという言い方は大変おかしなものであるとは思うのだが、それでもタモリがどんな言葉を述べるのか、今日の弔辞は興味深かった。
帰ってきて早速youtubeで探して見た。

それはあまりにも素晴らしいものだった。

声のトーン、抑揚、スピード、そして内容。
どうやら実は白紙を手にしてのことだったというが、それが逆になんだか腑に落ちるような、ひとつひとつの言葉がしっかり伝わってくるようなそんな弔辞だった。
ラストの言葉には思わず落涙した。


赤塚不二夫の作品は、僕の幼少の際の人格形成期になによりも多大な影響を与えている筈である。
あまりにも大きすぎて自分でもどれぐらい影響を受けたか、はっきり把握できていないほどだ。
だから、赤塚不二夫への思いは、気が向いたらゆっくり書き継いでいこうと思う。

おそ松くん、ア太郎、バカボン、レッツラゴンはもちろんのこと、少年フライデー、風のカラッペ、はくち小五郎なんかも思い出深い。
こどもの頃は何度も読み返したものだが、また読み返したいなあ。
7万円かあ。今は買えないけど、いつかは。

最近NHKが思い出したように特集なんかやったりしてたから、なんとなくイヤな予感はしてたんだよなあ。
そのときはうっかり見逃したのだけども、後にここで見ることができた。
また後でもう一度見よう。

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