水曜日。
『WATCHMEN日本語版』読了。
WATCHMEN ウォッチメン(ケース付) (ShoPro Books)
- 作者: アラン・ムーア,デイブ・ギボンズ,石川裕人,秋友克也,沖恭一郎,海法紀光
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2009/02/28
- メディア: 単行本
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おもしろい、といえる。とちょっと歯切れが悪い感想。
もう一度読み返したいなあ、という気分。
というのも、読んでる間、オジマンディアスの印象が薄かったんだよなあ。ははは。
あと、もうひとつしっくりこない部分としては、全体的にキャラ造形が僕にとっていまいち魅力がないということだろうか。
絵柄、という部分が大きいんだけど。
いや、アメコミ調が苦手、とかそういうんではなく、グラフィックノベルとしての凄さは理解できるんだけど、ヒトコマヒトコマの一枚絵としての質(石森章太郎的な、といってもいいのかもしれないが)をコミックに求めてしまう僕には、ちょっと物足りない、というか合わないのかも。
しかし、そこら辺が映画版においては解消されるような気もちょっとするけど、果たして。
ひとつ思ったのは、やはりムーアの当初の計画通り、キャラは既存のヒーローを使うという案が良かったのではないかなあ、ということ。(ウィキペディアの「経緯」の項、参照。)
まあ、許可が下りなかったのだから仕方ないし、我々日本人にとっては馴染みの薄すぎるキャラクターの筈で、結局は一緒のことかもしれないのだけれど。
とにかくそうした既存の空間、ユニバースにおいてより生きてくるプロットだったような気がするのだ。
しかしやはり読んで良かった。読み返すとまた印象が変わってくるだろう。
水曜のバラエティをふたつ。
「はねるのトびら」(フジ系)
回転寿司のコーナーに堀北真希登場だが、なぜか無理矢理付き添い扱いの響の長友が今回のキモ。
得意ギャグである「すいません」を、緊張のあまりなかなか繰り出せないという繰り返しがなかなかハマっていた。
ウラモネアのコーナーは、珍しくも有田哲平。俄然期待したのだが、山崎との仲良し振りが気持ち悪いというネタで、まあ、期待以上ではなかったな。
「爆笑レッドシアター」(フジ系)
第二回め。
コント番組は好きだがじっくり見るのが苦手というねじれた嗜好を持った僕としては、実は「スリーシアター」もしっかり追いかけてはいなかった。(録画を溜めたまま)
ひさびさにまるっと見る。イキがいいし、やはり面白いね。
なかでもはんにゃ金田の動きは秀逸。たけしに「コント55号の再来」と言わせたのもわからなくはない(「誰でもピカソ」最終回にて)。
青春ネタが少し苦手だったしずるもここではいい。
我が家もロッチももともと好きなグループだし。
番組後半は、ロケとかゲームの流れにやはりなっていってしまうんだろうなあ。個人的にもその方が見やすいのだが、少し複雑な気持ち。