未訪のラーメン屋チェックと新刊書店チェック

金曜日。


名駅方面へ所用。
自転車で若宮大通を西へ。そのまま、東陽倉庫の方から堀川沿いを北上。
春頃にチェックしたまま忘れていた『ラーメン佐藤』という店をついでに覗くことに。
「堀川小町」という創作料理屋が、趣味でランチタイム営業してるという店らしい。
でも薄々そんな気がしていたけど、やってなかった。
夜の方も営業してるのか怪しい感じ。
オマール海老を使用したという坦坦麺風ラーメン、食べてみたかったなあ。
ラーメン屋の移り変わりってほんと激しいので、こうやって食べないままに無くなってしまう店も枚挙に暇がない。
3年続くって、結構大変なことかも。

さらに今週オープンしたばかりという『ラーメン餃子 響』という名駅南の店をチェックしにいくが、メモった住所のあたりを廻っても何故か見当たらず。
まあいいや、と柳橋近辺に戻り、『浄心家』か移転新店舗の『江南』か迷った末、ちょうど客が出てきて空いたと思われる『江南』へ。
ま、こっからの話はいつものように「ら」の方で。

「ジュンク堂@名駅」で時間つぶしに立ち読み。
しばし新刊チェック(ここも、しにくいぞっ!)後、新聞広告で出たことを知った奥野宣之『だから、新書を読みなさい』を立ち読みでさくっと読みきってしまう。

だから、新書を読みなさい

だから、新書を読みなさい




ビジネス書啓蒙書の類をあまり読まないのだけど、この著者の本はなんかついつい手を出してしまう。
ベストセラーとなった『情報は1冊のノートにまとめなさい』に影響を受け、手帳を持たずメモ下手な自分がノートを持ち始めたのがちょうど昨年の今頃。
論旨が明快であり読んでいて単純に面白い。
そうできたらいいだろうなあ、と思わせられるのだが、実際問題自分のやり方とはそぐわないようで挫折してしまうのだけど。
ノートも半年続けて、結局デジタルな方式に移行して今日に至っている。でもやってる間は面白かった。
この新刊も、同一テーマの新書を3冊同時に買って、集中して読みなさいという趣旨のもので、その取り組み方が仔細に手ほどきされており、なるほどなあ、と思わされる。
でもやらないだろうなあ。
今回なんか一番ピピッと来たのは、マーク・ビーリーという人の書いた『書きながら考えるとうまくいく!』という本がほんのちらっとだけ紹介されており、プライベート・ライティングという方式に興味がそそられた。品切れのようだが、どっかで見つけたら読んでみようか。


もうひとつ用事を済ませ、高島屋の三省堂書店をチェック。
久しぶりだったけど、あまり特徴がないなあ、改めてみると。
新刊チェックもけっしてしやすいとは云えない。
一部で入手困難をウワサされる西寺郷太『新しいマイケルの教科書』もさんまインタビューの『本人』もしっかり売れ残っているのを確認。

さらに千種方面に戻り、ちくさ正文館で新刊チェック。
僕にとっていちばん新刊チェックに適しているのはここかも。あ、東片端の正文館書店もいいけどね。


『シャドウ』道尾秀介、読了
シャドウ (創元推理文庫)

シャドウ (創元推理文庫)

一気に読めたけど、近作に比べるとちょっと書き込みが足りないような。
『カラスの親指』『ラットマン』に感じた練熟味にはまだ欠けるという感じ。
いちばんひっかかったのは、中心登場人物である小学生達が、あまり小学生に見えないってことなんだよなあ。

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