日曜日。
寒さで風邪気味っぽく、午前中は布団の中で「このミス」眺めたりして過ごす。
昼にかけそばを喰って身体を温め、起き出してPCへ。
Yahooの動画配信でM-1敗者復活戦の様子などちらと眺める。
見た範囲では、オリラジ、とろサーモン、POISON GIRL BANDが良い出来。
2時過ぎから、次女へのクリスマスプレゼントのブーツ探し。
欲しい型は決まっているのだが、合うサイズがない。
同じグループの靴チェーンをあちこち何軒も探したが、結局なし。
5時半過ぎ帰宅。
お好み焼きの用意が出来ていたので、早速食べ始め、夜に備える。
6時半より、PCの地デジで『M-1グランプリ 2009』を次女と一緒に観戦。
時折Twitterに書き込みしつつ。
以下、毎年恒例、ひとネタずつ感想を。
【ナイツ】
「解散ドッキリ」での自己紹介ネタをちゃんとやるとこうなるのか、と。出だしが若干硬く感じたけど中盤から持ち直してさすがの貫禄。でももっと笑える漫才が出来ることを知っている分、物足りない。でも見返してもちゃんとおもしろいんだな。
【南海キャンディーズ】
久々にネタを見たが南海キャンディーズとしての新しさはなかった。山ちゃんのツッコミ自体は嫌いでないが、ハズレるワードも散見されたし、そもそもしずちゃんの動きに頼ったネタでは、彼女が未知の存在であった初出場の時の新鮮な笑いを越えることは難しかろう。
【東京ダイナマイツ】
入りから独特の雰囲気を出しててイイネ。しかしやっぱネタがマイナーで、扱ったCMソングどれ一つ知らない人は全然知らないだろう。後半のネタの贅沢な時間の使い方はツボにハマればクスクスが止まらなくなるが、そこまでか。
【ハリセンボン】
ここまで大会自体がまだいささかボンヤリした状態で来ていたので、いつものキャラを存分に活かした安定した漫才ができれば逆に強いかもと思ったのだが、彼女達自身がその雰囲気に飲み込まれてしまって残念。最後まで引きずってしまった。ネタは悪くないと思うんだけどな。
【笑い飯】
西田のボケツッコミがハマッた時の笑い飯は強い。じゃ役割を固定すればいいかというとそういうことではなく、哲夫のアホらしいボケとのバランスの上で西田の声、顔、仕草が決まった時に笑いが増幅される。このネタでは最初の「おとーさーん!」からそれが始まっており完璧な出来。
【ハライチ】
入り方が妙にひねていて心配したが、中盤からいつものペースに上げてきた。まだ充分にこの漫才が周知されていなかったようなので、冒頭のあのブラックな入りは不要だったのでは。相変わらずどこまでがアドリブかわからないが、あの舞台でこれをやり切るのはスゴイ度胸。
【モンスターエンジン】
ガッチリ漫才してきた。しゃべくりもテンポもいいと思ったが、ネタに特異性がさしてなく爆発するに至らなかった。今年はしゃべくりのテクニックを追求したということなのか。でも、彼らのことだから2本目になにか仕込んでいたのかと勘ぐりたくなる。
【パンクブーブー】
オンバトは見ていないのだがレッカペで見てて、ボケツッコミがはっきり分かれたわかりやすい形が出来ていて笑いどころも多い漫才なので、強いだろうと思っていた。笑いを拾いやすい漫才。ただ録画を見返した時、初見と同じだけのおもしろさを感じないことが判明。
【ノンスタイル】
個人的にはあまり胸トキメかない漫才ですみません。昨年はまだそれでも認めざるを得ないという勢いというか説得力があったのだが。ボケが全部平均的な印象で、爆発力のあるボケがひとつでも入っていたらかなり印象が違ったかも。
ここから決勝。
【ノンスタイル:決勝】
一つ目のネタとかぶせてくるのはM-1の王道パターンのひとつなのだが、単になぞっただけで増幅部分がなく、似たネタをやっただけと思われてしまったのが敗因のひとつか。昨年はそうしたところもうまくハマっていた筈なのだが。後半は少し飽きてしまった程。
【パンクブーブー:決勝】
客(審査員)はどこかしら目新しい笑いを求める傾向があるので、見慣れない彼らはそれだけで有利となる。だからミスさえしなければ1回目と同じ程度の笑いでも問題なし。ネタもよくこなれていた。そして彼らはノーミスで走り抜けた。
【笑い飯:決勝】
キャッチャーマスクからスクールウォーズネタと何度も見たことあるネタが続き、まさかの「チンポジ」w。アホだw。
しかしこれはネタの選択を間違えた等という指摘は何の意味も持たないのだ。確信犯である。やりやがったな、という爽快感。
僕自身、この「チンポジ」ネタ自体は昔からそんなに好きじゃないにも関わらず、この舞台でやり切ったことにある意味感動したし、録画を見返してもさらに笑えたのは彼らだった。万歳。
終了後、長女がレポート作成に夜通しPCを使うというので明け渡し、風呂。
出てきて、「このミス」「QJ」を読みながら、角瓶ロックを。
体調もイマイチだしとりあえず寝とこうと思って、はやばやと11時過ぎに布団へ。
寝付きは悪かったがなんとか就寝。