今日の一枚は、先週のオリコンチャートでサザンの旧シングル再発44枚すべてがTOP100入りしたことに敬意を表し『綺麗』を聴いた。いや、チャートの半分サザンですよ、たいしたもんだ。
デビュー来のサザン・ファンであり現在に至るわけだが、やはり『KAMAKURA』以前の作品には特別な思い入れがある。どのアルバムも甲乙つけがたく激しく好きなものばかり。
この『綺麗』は83年の夏発売。ああ、浪人中だなあ。酒屋でバイトした金を握り締めて発売日に一社のレコードショップに買いに走った事を思い出す。
「マチルダBABY」に度肝を抜かれ、「NEVER FALL IN LOVE AGAIN」に涙し、「サラ・ジェーン」にジーンとして、「EMANON」にうっとりする。
大ヒット曲が入っていないので少し地味な印象もあるけど、「旅姿六人衆」等、ファンの人気の高い曲が多く外せない一枚。
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Comments [2]
べんてん。さん
はじめまして。
サザンのアルバム「綺麗」、なつかしいです。
アルバムを買うお金もなくて、友達のお兄さんが持っていたアルバムからカセットにコピーしてもらい、聞きまくった思い出がよみがえります。「音」って当時の空気や匂いのようなものまで、くっきりと思いださせてくれますね。
elekingさん
べんてんさん、コメントありがとうございます。
そうですね、当時はLPレコードからカセットでした。思えばアルバムを一枚聴くにも今よりも手間がかかりましたね。
「匂い」に関してはまったく同感です。ホント何か当時の匂いのようなものが蘇ってくるのですよね。