『ドカベン』 5,6 水島新司

引き続きドカベン。
この2巻は、柔道編と野球編のインターバル的な感じ。
話としては柔道編の続きなのだが、正式な柔道部の試合ではなく、空手の達人幽鬼鉄山&牙との闘いと小学校番長軍司と講道館での黒帯取得のエピソードに終始している。
長島と野球部も6巻の終わりになるまで出てくることはなく、野球の「や」の字も出てこない。
すっかり忘れていた部分だなあ。ここら辺、TV版でもちゃんとやってるんだっけ?
でも、随分面白いんだ、これが。マンガとして充分楽しめる。
しかし水島新司の絵って変わらないよなあ。昔からレベルが落ちないというか、これぐらい初期でもほとんど今と絵の質が変わらない。永井某や松本某とは大違いだね。

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Comments [2]

たびたびお邪魔してすみません。

先日(といっても2ヵ月以上前?)、ラジオ(伊集院光の秘密基地@TBS)のゲストが水島新司氏で、「野球マンガを描きたかったけど、本当の選手の動きが描けるようになるまでずっとがまんして練習したんだ」と話してました。伊集院光が、「プロ野球の選手(だったか解説者だったか)の○○さんが、水島さんの絵は、本当の選手の動きだ!って言ってましたよ」と言うと、「ぼくは野村(克也)さんに、水原ゆうきみたいな投球フォームの選手がおったら、絶対採用すると言われたのが誇りなんです」と自慢で返しておりました。

野球好きで今も草野球をしてるというのもすごいし、故郷新潟への尽力も熱心で、エネルギー量が違うんだろうなあ、とつくづく羨ましいです。

でも、やっぱり一番感心なのは、サンマ弁当がおいしそうなところ。

やっぱ昔のマンガ家は凄いな、と思いますよね。
多作、ということひとつとってみても凄い。たとえプロダクション制だろうがなんだろうが。
おっしゃる通り、エネルギー量が違うんだなあ、と感じます。
連載何本も抱えた現役を続けているって、この人とあとは....。

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