中日新聞の土曜日朝刊に『ケンタロウの快食レシピ』というコーナーがあり、休みの朝食時にそれを眺めていると、結構面白そうな料理が載っている。しかも割と簡単なものがほとんど。
家人も含めて結構参考にしていたりするのだが、今朝分のテーマは「白菜料理」ということで、「白菜とベーコンとジャガイモのみそグラタン」てのに目を惹かれた。
普段料理番組や雑誌を見慣れている人には、特に目新しいことではないのだろうが、「みそグラタン」ってところにピンと来るものがあったので、夜はそれを作ることに。
ただいつものようにまったくその通りに作るのではなく、今日は「牡蠣」を加えてみることに。
牡蠣は、塩水でふり洗いをした後、白ワインとポッカレモンに少し浸しておく。
ジャガイモは1cmの厚さにスライス。下茹でしグラタン皿に並べておく。
白菜は葉の部分はざく切り、根の部分は5cmぐらいの長さの細切りにする。4人前で1/4の分量となっていたが、切ってみるとその量に驚く。ただこれは炒めるうちにかさはどんどん減っていく。
ニンニクのみじんを油で炒め、1cm幅のベーコンを3?4枚分投入。そこに大量の白菜を少しずつ加えてしんなりするまで炒め、生クリーム1カップ、牛乳半カップを加える。
そして味噌を大さじ1.5ぐらい入れるのだが、牡蠣を入れるので八丁味噌を1白味噌を0.5の割合で混入した。
あとは塩・胡椒で味を調えるのだが、さらに家にあった帆立の粉末パウダーを若干投入してみた。
そのソースを、先ほどのジャガイモの上にかけ、ほうれん草、ゆでたまごスライス、牡蠣をのせる。
牡蠣は迷った末、先ほどの状態に水を加えて少しボイルした。ウチはちゃんとしたオーブンがないので、コンロの魚焼きのところで焼くため火の通し具合に不安が残るからだ。
ピザ用チーズをかけて、10分オーブンで焼くとあるが、ピザ用チーズがなかったのでスライスチーズをちぎってのせてコンロで少し焦げ目をつける。
出来上がりはこちら。
見た目は少しアレだけども、なかなか上出来でありました。牡蠣と味噌の相性は云うまでもないが、そこにクリーミーな味わいが加わり、白菜の甘さがやさしい。結果的に土手鍋とグラタンを混ぜたみたいなことになってますね。
食べてみて感心したのは、ケンタロウのレシピにあった白菜の切り方の部分。
5cmの長さの細切りってのがポイントですよ、奥さん。食べてみるとわかる。
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