コンビニ弁当は食べないようにしている。
いや別に健康上の理由とかそーゆうことではなく、これまで内容に満足できた試しがないからだ。
特にサークルK。
たぶん、ファミマとかセブンイレブンとかだとまだ許せるような気がしているのだが、会社の直近がサークルKなので、ここのものを食べる機会がこれまで多かったのだが、まったく納得できない味。
だから、ここで昼飯を買うときは大体がカップ麺類にせいぜいがおにぎり、ということになる。
今日は魔がさした。
「ビッグチキンカツ弁当」なるものが、大量に積まれているのを見て、「確かにカツ、デカいなあ」と、ボリュームによろめいて買ってしまったのだ。
いまだに費用対価の面から見て量的に満足いくものを優先的に選択してしまうきらいがある。
それがすべてにおいて最大のわしの弱点ともいえる。
一般的には「貧乏性」とも云う。
席に戻って、それなりに楽しみに一口、口に運ぶと...。
うー、驚くほどまずい。
いや、味覚は人それぞれ。これをうまいといって喰う人を否定するような言い方は上品ではないことは十分心得ているつもりだが、敢えて云おう、「なんじゃこれは」と。
鶏肉はどす黒くカスカスに変色し、ジューシーさのかけらもなく、衣はベッチャリもさもさ、上にかかっているソースまで化学系の味がする最悪のシロモノ。
スパゲティやいもサラ等のつけ合わせは標準値最低限の味ではあるが、ちょろりとつくのみ。ライスはまずまずだが、このくそまずいチキンカツで大半を喰わねばならぬ。
しかもこのまずいものがビッグで大量にあるのだ。
このようなもので腹を満腹にさせなければならぬとはと屈辱的な気分になるものの、それでも残さず最後まで食べてしまうという貧乏性の悲しさかな。
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MISIAの新譜。今回はところどころは良いなあ、とは思うものの、当初とはなんか微妙に違う方向性にまだとまどう。1st、2ndの頃は大好きだったんだけどなあ。