ひょんなことで呼び出され、そこへ向かうために久々にタクシーに乗る。
六十代の年配の運転手で、とても話好きそう。
昨日の地震のことから自分の団地の水害対策のことまで。
それでも押しつけがましくない話し方だったので、ふむふむと話を合わせつつ聞いていた。
さらに話はタクシー運転手になる前に起きた事故で生死を彷徨った話となり、いまはボランティアで地域の老人介護のマネゴトをしていたり、和太鼓の倶楽部に入って近所のバーサン連中にモテモテであることなどまで、思い起こすとよく短時間であそこまで話が聞けたなあと感じるほど。
次の交差点の手前で、と頼むと、ではメーターをここで止めます、とオマケまでしてくれる。
いやあ、聞き上手というか話され上手だなあ、と思うときはあるね、オレ。
タクシーにて
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