屠所の羊
ペリー・メイスン物で有名なE.S.ガードナーの別名義でのシリーズ《クール&ラム》物の第1作。
ガードナーは少年時代に好きで何冊か読んだが、こっちのシリーズは初めて。
随分長い間積ん読本となっていたが、速読練習用としてたまたま手に取ってみた。
やっぱ、速く読もうとすると理解度が落ちるね。こんなにリーダビリティが高い作品でも。
というわけで、途中から普通に読む。
いや、なかなかよく出来た作品で、飛ばし読みは失礼だった。
勝手に強面オバサンと軟弱ニイチャンのコンビを想像していたのだけど、ちょっと違うみたいね。
少なくともラム君は、メイスン張りに頭が切れてかなりの行動派である。
これならまたシリーズの別の作品を読んでみてもいいな。
『屠所の羊』A.A.フェア
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