オバQ おもしろいじゃん

水曜日。


いつもの「ヨイ★ナガメ」さんで、ニコ動生放送で浜ちゃんが司会した「自分ギリギリやで!!」ってコーナーがあったことを初めて知る。
http://blog.livedoor.jp/k_sfv8540/archives/736680.html
いやあ、これ面白そうだったじゃん。
動画探してみたけど、確かにあちこち消されているようで、内容的にマズイと判断された部分があったのかしら。
ま、例によってこちらのレポを読めばほとんど見たも同然といえるので問題ないけども。

先日買った藤子・F・不二雄大全集『オバケのQ太郎 1』をちょこちょこ読んで読了。

オバケのQ太郎 1 (藤子・F・不二雄大全集)

オバケのQ太郎 1 (藤子・F・不二雄大全集)




うーん、思っていたより全然面白いわ。
ギャグマンガとしては赤塚不二夫のファンだったし、そっちの方が好きと思い込んでいたけども、同時期の『おそ松くん』とかよりも今読んでも古びてないし、実際おもしろい。
今の子どももそんなに違和感なく読めるのでは。実際、小5の三女もすんなり読んでおった。
結構ドタバタ濃度も高いし。それでいて、しっかりした構成の話も多い。
オバQ体験は世代的には幼年期と重なる。新オバQがちょうど小学校に入学するあたりだったと思うので小学館の学年誌で親しんだが、それ以前の旧オバQに関しては、白黒のアニメは見た覚えがある程度でもテーマソングやQちゃん音頭はしっかり身体に刻み込まれているし、コミック版も虫プロコミック版を数冊所持していたと思う。
藤子不二雄ランド刊行時期は学生の頃だったと思うが、結局ほとんど買わなかったからなあ。久しぶりの再会となる。
この巻では「なくなQちゃん」とかF・不二雄らしい、じんとくる話。
「友達」というテーマがさりげなく底辺にあるのが伺えるんだよね。
こりゃ、次回以降も買い、だなあ。


『因果鉄道の旅』根本敬、読了。

因果鉄道の旅―根本敬の人間紀行 (ワニの本)

因果鉄道の旅―根本敬の人間紀行 (ワニの本)




サブカル基本図書制覇シリーズ、根本敬編、2冊目。
そういえばその昔は根本敬、苦手だったなあ、と思い出す。
末期のサブカル化した平凡パンチを買っていた頃でも、連載されていた『生きる』とか全然読んでなかったもんなあ。むしろ避けるようにしてたと思う。
今、こんなにおもしろく読むことになるとは。でもやっぱ相容れないところもあるけど。
この本での圧巻は内田研究だろうが、山野辺逸話もかなりひっかかってくる。蛭子さんはもちろん。
そして、名言「でも、やるんだよ」と勝新話での主張で、世の良識たるものをゆさぶってくれる。

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