日曜日。
昨年に続き、安曇野へ向けて。昨年の様子はこちらにて。
http://www.elekingweb.com/blog/archives/2008/08/post-756.php
6時過ぎに起床。
恩師の別荘に泊まるため、掛け布やら着替えやら含めて大荷物だが、車の後ろにどんどん詰め込み、取り急ぎ出発。
昨年は受験時のため不参加だった長女も今年は参加。母親は置いて、一家5人での移動となる。
車内で朝食のパンをかじる。
長久手からグリーンロードに乗り猿投ICで降り、豊田藤岡ICで東海環状へ。
土岐ICで中央道へ。
土岐近辺で少し混んだぐらいでまずまず順調。
同時参加する安城出発の旧友家族の車は少し出遅れ、東海環状でハマっているらしい。
小黒川PAあたりで少し休憩して一気に豊科ICまで。
インターを出て、ドライブインの「スイス村」でしばし休憩。恩師に到着の旨、メール。
旧友一家が未着だが、とりあえず一足先に穂高方面へ向かう。
途中で事前に調べていったラーメン屋の中にあった『凌駕』の名前の看板を発見。
駐車場に滑り込む。あれ、松本にあるんじゃなかったっけ、とよく調べてみるとここは系列の『凌駕Ninja』。
開店直前の様子。旧友一家待ちの時間つぶしに、独りで入ることに。

かなりスタイリッシュな店内は、名古屋近辺でもなかなか見かけないほどの凝った内装。
お世辞にも都会とはいえないこんな場所に、といささか感心。
多彩なメニューに目移りしたが、まあ基本とおぼしき一杯を。
一定以上のレベルの味を堪能。
店を出て穂高方面へ進むと旧友からTEL。豊科到着とのこと。穂高駅で待ち合わせることにして恩師に再度連絡。
というわけで12時小前に三者集結。
まずはお昼ということで挨拶もそこそこに恩師の先導で蕎麦屋へ。
駐車場が満杯で昨年も入ろうとして叶わなかった店に今年も入れず、昨年も2度訪れた『双葉』へ。
2テーブルに分かれて着席。
とり南蛮そば 1150円を注文。
うまかったけど、昨年ほどの感動はない。
やはりここは「旬菜天ざる」にすべきであろう。相方はそれを頼んでいた。
名物のさしみこんにゃくはやはりうまいが。
食後、先生の薦めで近くの『ジャンセン美術館』へ。

安曇野は美術館が非常に多い。子供達にとっては、まあ特に見たかったというわけでもなかった筈だが、こんな時でないと美術館自体なかなか経験しないだろうし、実際、その佇まい含めて雰囲気はやはりとてもよい。
僕自身、ジャンセンを意識して見たのは初めてだが、なかなか好きかも。
思ったより現代的で、誤解を恐れずにいえば天野嘉孝なんかにも通じる雰囲気が。なんて言ったら美術ファンに笑われるだろうが。
その後、川遊びがしたいとの主に三女のリクエストで、昨年二日目に行った穂高川の上流の方へ。
ここまで雲行きはずっと怪しく、日差しはまったく差さず、この時を逃すと明日も含めて遊べそうにない。
着いてみると、昨夜の大雨の影響で増水気味で水も冷たい。
それでも川岸でバーベキューを楽しんでいる人達もそこそこおり、昨年のように泳いだりしてどっぷりとは遊べないが、足の先だけつけて、なんとか少し遊ぶ。

その後、昨年見かけた足湯をリクエスト。
安曇野穂高温泉郷に八面大王足湯がある。
女性陣は足湯。わしと旧友、恩師の三人の男性陣は併設されている温泉につかることに。
露天ではないものの、湯質もよいらしくなかなか気持ちのよい湯だった。
昨日来、ひさびさに腰の具合が思わしくなかったが、少しよくなった印象で、温泉は偉いもんだなあ、と。
穂高駅方面に戻り、昨年大好評だった「井比わさび店」のわさび漬けをお土産用に購入。
二家族が何個も注文するので、その場で箱にひとつひとつ詰め合わせ包装してくれるこの店のシステムだと結構時間がかかる。
でもその分だけ、ここのわさび漬けは絶品。
そこら辺で売っているケミカルな感じが気になる市販のわさび漬けとは月とスッポン。
食感、酒粕のほのかな甘味とわさびの鮮烈な辛味のバランスが最高なんである。機会があれば是非ご賞味あれ。
さらに「肉のマルト」でこれまた昨年大好評の馬刺しを、今夜の宴用に先生に買っていただく。
安曇野名産かとおもいきや、先生とお店との話では、この辺の馬ではない由。
それでもこのお店の扱う馬肉には間違いがないようだ。
それから酒屋~ジャスコと周り、夕食のバーベキュー用の買い出し。
こんな時間もそれなりに楽しい。
そんなこんなで、恩師別荘宅着は6時過ぎていたかも。
限られたスペースに車を停めるのにひと難儀。昨年同様、縁石として埋められている岩に翻弄される場面も。
荷物を運んだり、なんかうろうろしているうちにどんどん準備が進み、バーベキュー開始。
焼き手は旧友に任せ、恩師と別のテラスでのんびり。
持ち込まれる焼かれた肉や焼き野菜、馬刺し等でビールを満喫。
場所を移して、多人数でわいわいと談論風発。
後半は、にごり酒が効いてきてあまり記憶がない。
順に風呂をもらって、貸し与えられた一室にわが一家の寝床をしつらえ、日付が変わる頃には早々と倒れるように眠ったかも。