読んだ本-6月まとめ

6月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:4070ページ

ナイトホークス〈上〉 (扶桑社ミステリー)ナイトホークス〈上〉 (扶桑社ミステリー)
読了日:06月02日 著者:マイクル コナリー
電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)
読み応えあり。現行の出版文化を流通の問題にも言及しつつ断罪して、電子書籍に希望を見出す。もっともです。
読了日:06月02日 著者:佐々木 俊尚
烏有此譚烏有此譚
いやはや参りました。これは「読んだ」といえる体験だったのだろうか。読めども読めども蓄積されずにすり抜けこぼれ落ちていく文章。まさに穴のごとく。
読了日:06月02日 著者:円城 塔
板尾日記 2板尾日記 2
淡々と、面白い。
読了日:06月06日 著者:板尾 創路
ナイトホークス〈下〉 (扶桑社ミステリー)ナイトホークス〈下〉 (扶桑社ミステリー)
かなり重厚な作品で読み応えがある一方、要所要所でしっかり盛り上がり所があり、エンタテインな要素も押さえている。こりゃ面白い。でも時間かかったー。
読了日:06月10日 著者:マイクル コナリー
板尾日記3板尾日記3
この巻では新しい生命の誕生が。微笑ましい日常。2年後のことがわかってしまっている今、読むのはさすがに少しつらい。
読了日:06月13日 著者:板尾 創路
ディア・ドクター×西川美和ディア・ドクター×西川美和
大好きな映画のメイキング本。監督と主演へのインタビューはもちろんのこと、緻密な描写がされているシナリオの抜粋やイメージが具現化されている監督自筆の絵コンテが悉く興味深い。
読了日:06月13日 著者:
ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)ハイペリオン〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)
10年振りの再読。続きをほったらかしてあったので、それを読むためにまずは本編を思い出さないと、というわけでざっくり読むことに。
読了日:06月14日 著者:ダン シモンズ
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
いまさらながらと迷いつつ読んだが、読んで良かったかな。ビジネス書として読んだというよりかは、僕のダイスキなw「無料」に関してあらゆる方面から考察した本という意味で。すべてがアタリとは思わないが、「フリーは止まらない」というのは一面の真理であろう。
読了日:06月14日 著者:クリス・アンダーソン
暗渠の宿 (新潮文庫)暗渠の宿 (新潮文庫)
主人公のどうしようもなく自分勝手な激怒→暴力に至る過程にやるせなさと怒りを感じつつも、一方でその理不尽な思考展開にある種の共感も抱いてしまって、ハッと自分を見つめる、そんな毒々しい私小説。
読了日:06月15日 著者:西村 賢太
ぼくらが夢見た未来都市 (PHP新書 676)ぼくらが夢見た未来都市 (PHP新書 676)
大阪万博と愛知万博。二つの万博に挟まれた都市論と、SFで語られてきたさまざまな未来都市の姿が簡潔にまとめられている。門外漢でも建築というものに興味が湧いてくる一冊。来るはずで来なかった未来の都市の姿が語られているわけだが、それが実は....というエピローグでのオチが興味深い。
読了日:06月18日 著者:五十嵐 太郎,磯 達雄
風の歌を聴け (講談社文庫)風の歌を聴け (講談社文庫)
そういえば大森一樹の映画見てないや、と思って、見る前に四半世紀ぶりぐらいに読んだ。懐かしい、けどちょっと物足りないよね。当時にしてもこの作品そのものよりやはり次作でハッとしたんだったことを思い出した。
読了日:06月20日 著者:村上 春樹
13日間で「名文」を書けるようになる方法13日間で「名文」を書けるようになる方法
明治学院大学で実際に行われた「言語表現法講義」をまとめた本とのこと。薄々予想はしていたが、タイトルに反してテクニカルな内容ではない。どちらかというと「名文」とは何かをあれこれ考える講義。高橋源一郎は僕にとってずっと気になる作家であり続けつつも、いつまで経ってもその「形式」に違和感がつきまとう作家であることも事実。時折突き刺さる内容があるので読み続けているのだが。
読了日:06月20日 著者:高橋源一郎
MM9MM9
今週後半には文庫が出てしまうということだし、メディア展開も決まったという。乱暴なもの言いをすれば、パトレイパー的なものとか怪獣ものが好きな人間を徹底的にくすぐってくれるライトなエンタテインであるわけだが、しっかりとしたSF的設定ががっしり基盤を固めているので読んでて安心感があるね。
読了日:06月20日 著者:山本 弘
インシテミル (文春文庫)インシテミル (文春文庫)
おもしろいすよ。スルスル読めるし。もう一ひねりあるかなーとは思ったけども、いやまあ充分でしょう。読んで損なし!
読了日:06月29日 著者:米澤 穂信

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