7月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2943ページ
ジェイクをさがして (ハヤカワ文庫SF)
評価高いんだろうなあ、と思いつつも、自分がもうひとつノレないかも、というのはなんとなくわかっていた。おもしろくないんじゃなくて、自分に向いてない、うん。
読了日:07月07日 著者:チャイナ ミエヴィル
さらば雑司ヶ谷
もう少しうまい話なのかと思ったけど、そうでもなかったなあ。IWGPがヌルイと思う人にはいいのかもとも思うけど、ちょっと物足りない。でも途中で投げだそうとまでは思わなかったよ。次に一応、期待。
読了日:07月12日 著者:樋口 毅宏
板尾日記4
そして興味ないと言っていた監督業に挑戦することになった板尾。やはり濃密な時間だったようだ。ピッピとの時間は、...ああ、5巻を読むのが怖い。
読了日:07月14日 著者:板尾 創路
NOVA 2---書き下ろし日本SFコレクション (河出文庫)
「五色の舟」がかなり良い。というのはフツーの意見だよね。『バベルの牢獄』は唖然。宮部氏はさすがに読ませるが、後半好みの展開とならなかった。今回は田辺青蛙を発見できたのも収穫。
読了日:07月16日 著者:東 浩紀,恩田 陸,法月 綸太郎,宮部 みゆき,神林 長平,倉田 タカシ,小路 幸也,新城 カズマ,曽根 圭介,田辺 青蛙,津原 泰水,西崎 憲
地下鉄のザジ (中公文庫)
いやホントに映画は原作に結構忠実だったんだなあ、とびっくり。会話が楽しい。
読了日:07月21日 著者:レーモン・クノー
ソロモンの犬 (文春文庫)
秀作揃いの道尾作品の中では個人的にはイマイチかなあ...。軽やかな青春ものとはいえ、相変わらず微妙な後味の悪さを残すね。これ決して明るい結末ではないでしょう。最悪ではないだけの話であって。ま、それが持ち味といえばそうなんだけど。
読了日:07月26日 著者:道尾 秀介
NECK (講談社文庫)
冒頭の短編はなかなかいい出来。全体としてはデタラメだが細部はリアルという対比がバシッと効いてる。後の脚本3つはどうだかねえ。ま、オマケとして読んどいた。演劇のはまだいいけど、映画のやつはできあがりがかなり心配にw。
読了日:07月29日 著者:舞城 王太郎
ガリレオ・ガリレイ―宗教と科学のはざまで (オックスフォード科学の肖像)
読了日:07月31日 著者:ジェームズ マクラクラン
因果論の超克―自由の成立にむけて
因果関係とは実は理由関係なのであり、世界は十分な理由で満たされている。しかしながらその例外が人間の振る舞い。十分な理由の不在において自由が存する。またヘーゲルによれば「必然性」と「偶然性」は同一のあり方である。私たちの自由によって必然的であるこの世界が偶然的な世界にもなるのだ。「決められたこと」「思い通りにならないこと」の中における人間の自由な振る舞いに創造的な営みを見出すという勇気づけられる著作。
読了日:07月31日 著者:高山 守
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読んだ本-7月まとめ
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