昨年後半から今年にかけて、吉本のパワープッシュになってるのが、ペナルティと次長課長。
両コンビともニューフェイスというわけでなく、茶の間への馴染みはなかったものの下積みが長かったコンビといえるだろう。
ペナはワッキーの『地名しりとり』が終了した盛り上がり時点と、コンビとしてのブレイクがうまく重なった感じで、特異なキャラもありなかなか便利に使われている。
昨日のエントリーの話題に絡めて云えば、このペナルティも間違いなく『親ナゴヤ芸能人』の一員といえるだろう。現在も『デリペナ』という看板番組をCBCで持っているし。
一方、次長課長も意外なところでナゴヤに関係があるということが、今日の『爆笑!駐在君が行く!』で判明した。
香港映画の食堂の親父の真似や水木しげるの漫画に出てくる一般人の真似でおなじみの河本の方が、小学3年生まで名古屋市緑区桶狭間に住んでいたというのである。つまりナゴヤ出身。
河本といえば、『やりにげコージー』や『人志松本のすべらない話』などでも明かされた極貧の少年時代のエピソードが有名だが、その悲惨な少年時代は両親の離婚が元で始まったものであり、それ以前の幸福な少年時代をここ緑区で過ごしたということらしい。
今日の番組はその思い出の地を訪ねる企画が軸であった。
一昨日の『イエヤス』では、東京ダイナマイトの松田が相方と共に、出身の岐阜の地元に錦を飾りに帰るというロケ企画をちょうどやっていたのを見たばかり。
河本が幼稚園や昔住んでいた団地で、20数年振りにやってきたにも関わらず旧知の人に良く当時を覚えられており、温かく迎えられるという『駐在君』に対し、派手な衣装で地元の商店街に錦を飾りに来たものの、ほとんど名前が売れてない松田の姿を写す『イエヤス』と、まあ、どちらもバラエティ的な作為が感じられる造りではあったものの、内容が好対照なのも興味深いのう。