ここのところかかさず見ている番組の一つ。
『「歌」&「歌い人」発掘バラエティ』とのサブタイトルで、東野幸冶とアンタッチャブルという一風変わった組み合わせがMCを勤める。
30分のうちの大部分を占めるメインコーナーの「廻る! 運命のうたちだい」がやはり面白い。
いわゆるオーディション番組なのだけれど、テンポ良くシビアに進行していく様が気に入っている。
システムは以下の通り。
- スタジオには毎回メジャーレーベルを代表して5人のヒットソングライター="うたい人ハンター"が集合。彼らが審査員となる。メンバーは毎回微妙に異なるが、Face2fAKE、マシコタツロウ、富樫明生、多胡邦夫、コモリタミノル等。
- メジャーデビューを目指す"うたい人"が回転ステージに続々登場して、持ち歌を歌う。ただし、最初の持ち時間は30秒。
- うたい人の歌をもっと聴きたいハンターは延長ボタンを押す。1PUSHごとに15秒延長される。カウンターがゼロになればその場で終了。舞台が廻ってフェイドアウト。
- 見事ワンコーラス歌い切ったら、すぐその場で「運命のファイナルジャッジ」に進出。ハンター達が"うたい人"に曲を書きたいと思えば"よろしく札"を、書かなければ"ゴメンネ札"をあげる。"よろしく札"が上がった"うたい人"はすなわち何らかの形でのプロデビューの道が開かれるということになる。
毎回5人程がエントリーされるが、ファイナルジャッジまで行くのは1人あるかないか。特に最初の頃は全然そこまで到達しないまま、次々に落とされていく様がシビアで良かった。
面白いのは、ハンターと東野のやり取り。回を追う毎にハンターの個性も際立ってきて、その部分をくすぐって笑いに転化していくのが東野の真骨頂。
アンタッチャブルは別に彼らじゃなくても、という役回りではあるのだけど、まあ、賑やかしとしては機能している。
やっぱ、『鶴の間』といい、30分番組というフォーマットが見やすくて個人的には好きだなあ。枠変更で1時間番組になったりした途端にあまり見なくなった番組もあるもの(『スジナシ』とか『内P』とか。)