あらま、びっくりの3冊。
これ以外にも読んではいたものの、読了はしなかったので。
とにかく今、フィクションが全然読めない。
キングはそのリハビリのつもりで....。
遂に「残してある作家」に手をつけてしまった。
5月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1299ページ
ナイス数:11ナイス
壊れかた指南 (文春文庫)
語り口、切り口。いまだにハッとさせられる。「耽読者の家」は読書マニア必読。もっともっと小説が読みたくなる。
読了日:05月08日 著者:筒井 康隆
グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)
雰囲気も描写も好きなんだが全編のれたわけではなかった。ところどころのエピソードやイメージは気にいっており、いつか再読したいなあ、とは思っている。
読了日:05月21日 著者:飛 浩隆
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)
端役にも厚みを持たせる書き込みと、土壇場の迫真の描写はさすが。
読了日:05月31日 著者:スティーヴン キング,Stephen King,浅倉 久志
2012年5月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
読みかけの本ばかりで読了本が少ない。
ま、読書自体低調だったんだけど。
ここもちょっと更新再開させようと思ってるんだけど、思うばかりでなかなか。
1月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:811ページ
ナイス数:7ナイス
浅草芸人 ~エノケン、ロッパ、欽ちゃん、たけし、浅草演芸150年史~ (マイナビ新書)
巻末の参考文献一覧にあるような本をぽつぽつと読んで得てきた断片的な知識をおさらいするつもりで読み始めたのだが、新書にあるまじきw濃密な内容で、単にそれらの文献の内容を寄せ集めただけではなく150年に渡る大きなうねりを再構築して提示する手腕に感心。だから読んでて面白い。著者のまだ書き足りないという気持ちが伝わってくる良書。
読了日:01月13日 著者:中山 涙
レヴィナスと愛の現象学 (文春文庫)
レヴィナスを擁護する弁護士ウチダという趣き。なかなかわかりやすい。
読了日:01月18日 著者:内田 樹
共喰い
過去作はしばらく前に読んでいたが、久々に表題作を読んで、ありゃ、こんなオーソドックスだったっけ、田中慎弥って、とまずは思った。芥川賞を同時受賞した円城作品とは対照的に明確にあらすじが抽出できる話である。描写は濃密で会話が方言のせいもあってややねっとり。作中でてくる《子どもたち》がファンタジックな存在に思えるのはワザとなのか僕がそうと読めただけか。「第三紀層の魚」の方は地味な話だなあ、と読み進めつつもそこはかとなく良い読後感。
読了日:01月29日 著者:田中 慎弥
2012年1月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター
本年もよろしくお願いします。
と書いたものの、ここを復活させたはいいがなかなか長い文章を書く気分になれずに、相変わらずTwitterに垂れ流すのみの毎日。
DVDを観ては寝落ちするし、本も途中挫折が多い。
読みかけの本が何冊も出来るばかりで、先月読了は4冊というていたらく。
いやあ、今年こそはもろもろエンジンかけていきたいものです。
12月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1185ページ
ナイス数:14ナイス
物語論 (講談社現代新書)
作家・漫画家・クリエイターの創作ノートとして興味深い。しかし橋本治の言葉にはいつも様々なヒントが隠されているなあ。
読了日:12月02日 著者:木村 俊介
人生作法入門 (河出文庫)
タイトルがいかにもナンだが、別に人生論の本ではなく、山口瞳の単行本未収録エッセイを収めた本。本にまとまった比較的手に入り易い山口瞳のエッセイをあらかた読んでしまった自分には有り難いが、寄せ集め感はあるなあ。というより、なぜ初出の記載が一切ないのかそれが大いに不満。河出文庫たるものなにをやっておるのか。
読了日:12月03日 著者:山口 瞳
キングを探せ (特別書き下ろし)
堪能した! ずいぶんシンプルな作品に感じるが満足度が高い。熟練の語り口とかなり整理された構成によるものであろう。パターン化しがちな構成に溺れずに謎への求心力を保ちつつ必要なことのみを描ききる潔さにも好感を持った。
読了日:12月09日 著者:法月 綸太郎
殺人者の空 (山野浩一傑作選Ⅱ) (創元SF文庫)
マイオールタイムベスト短編の「メシメリ街道」を久しぶりに再読。恐れていたとおり以前ほどの衝撃は感じない。でもやはり好きな作品。この集はかなり観念的な作品が多く、そうしたものは少し苦手かな。「開放時間」とかそっちの方が好き。
読了日:12月14日 著者:山野 浩一
2011年12月の読書メーターまとめ詳細
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